＠池袋 東京芸術劇場中ホール(2011/11/5-23 2+22ステージ)
http://www.geigeki.jp/index.html
全指定 S席10000円 A席8500円 プレビュー公演 S席9000円 A席7500円
高校生割引 1000円(要学生証･事前申込制）
＠大阪 イオン化粧品 シアターBRAVA! 1/27-2/13 21ステージ
＠天王洲 銀河劇場 2/17-26 14ステージ
作・演出：三谷幸喜 音楽：藤原道山 美術：堀尾幸男 照明：服部 基
音響：井上正弘 衣裳：黒須はな子 ヘアメイク：河村陽子 舞台監督：松坂哲生
宣伝美術：永瀬祐一 主催：ホリプロ 提携：東京芸術劇場(公益財団法人東京都
歴史文化財団)
出演：
藤原竜也 ：石川一(世に作品を認められず、すれっからしの石川啄木)
吹石一恵 ：トミ（一を惜しみなく愛し、支援する女）
中村勘太郎：テツ（トミを愛しながら忍び、一と共に支援する男)
2010/11/5(水)晴 6:30-9:18PM(1'17/休15/1'13)1F中段下手 客席満席(820?人)
客層：20-30歳代と中年中心、千円チケの私服制服高校生あちこち。女性7割。
客入れ：張り出し舞台でいつもよか近い1F。開演10分前から面白諸注意漫談・
三谷幸喜(ぼけ)×野田秀樹（つっこみ）がまたりと流れ。前傾姿勢×、海老ぞり○
とか。 折り込みチラシそれなり。パンフなし。 物販。パンフとバックだけの分店
のが空いてると誘導。パンフ □25cm 50ページ 1500円。三谷幸喜長めインタビュー
、出演者座談会、稽古場写真、「何故私はここにいないのか！ 50周年作品非出演者
の嘆き」対談。トートバッグ500円。セット割引なし。手拭い1000円、おちょこ700円、
ポスター1000円、クリアファイル600円。開演時間6:30PM丁度に完全暗転するので
遅刻注意。終演9:15PM カーテンコール3分4回。
石川啄木でサスペンスという！？公演。三谷幸喜生誕50周年感謝祭の第一弾。
舞台。横通路を挟んで前後に座敷、上からみると十字。背景に深山幽谷だか背景画兼
スクリーン。
お話。石川啄木銅像を前、在りし日の彼を追想する男女。それは旅行の途上、とある
温泉宿に啄木、彼に献身愛を注ぐ女と信奉する男。ちょっと度が過ぎた悪戯好きの
啄木に困らされながら、愛着やまぬ2人。だのになぜか、啄木はその夜失踪して
しまう。一体なにが起こったというのか。
三角関係の泥沼万歳天国、屈託した心情をスピーディなテンポと笑いで描き、謎解き
仕立てで展開する。前半はＴＶバラエティかというハイテンション芝居とテンポで
進行。ホットな勘太郎、クールな藤原のやり取りで笑わせ、コメディですか？乗り。
石川啄木の病んだ、屈託した部分が現れる中盤からピカレスクミステリー。
「藪の中」かといわんばかりに、それぞれの視点から真相が明かとなっていく趣向。
三谷幸喜演劇のいろんな味わいがとりどり楽しいねこ。とこどこ強引、ごつごつした
感じなるのがもひとつ。
役者。勘太郎。抜群の身体性を活かし、跳梁跋扈。って化け物じゃないですけど、
まあよく動く良く喋る。感心しちゃうねこ。藤原竜也。少年の面影、胸にマグマな
熱い魅力でわしづかみ。吹石一恵。ブライテストに母性愛をみせて心地良し。
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