＠用賀 世田谷美術館エントランスホール(2011/3/3 2ステージ)
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/
全自由 2000円 中学生以下無料
構成・振付・出演:ほうほう堂(新鋪美佳+福留麻里)
映像:須藤崇規 映像助手:三上亮 音響:大川直志 舞台監督:細川浩伸
宣伝美術:三宅理子 宣伝・記録写真:新井梨里子 記録映像:PLASTIC RAINS
制作助手:米原晶子 協力:急な坂アトリエ、石原晶子、伊藤初純、樽松朝子、
竹中香子 企画・制作:塚田美紀(世田谷美術館)守茄零喜
主催:世田谷美術館(財団法入せたがや文化財団)
2011/3/3(木)晴 8:21-8:57PM(36)中程と先頭 客席超満員(60人?)
客層：20-30歳代の若手より女子過半数、おじさんも結構。
客入れ：事務所勝手口から入場。受付、て早速荷物預かりのお誘い。観客移動型？、
防寒着は抜きなので野外？とわくわくしつつ預け。なんとなく列んだ順に誘導されて
、本来エントランス。開場時10数人ほど。ロビーの床、壁際、階段に椅子と座布団。
折り込みチラシ少々。パンフ B5 3ページ。美術館制作、ほうほう堂からの挨拶。
物販なし。次回公演。＠留守番 まさかの再演。 カーテンコール1回。
非劇場で所狭しとダンス展開してる、ほうほう堂の＠シリーズ最新。
会場。タッパ高い、総大理石のエントランス。2階への階段は下方で末広がり。女子
彫造、の両脇にまねっこポーズ等するほうほう堂映像。プロジェクタ5，6機がてんで
の方向を向いておかれ。床に一匹の猫のイラストが描かれ。
構成。エントランス内、観客も踊りながら野外、隣接したホール内ダンスを覗き見。
・ホール内外を2人歩行。かくれんぼ？。転がり走り。観客のまわりで周回したり、
遊びな世界へお誘い。
・アフリカンなリズム。ユニゾンでコマまわり。映像の2人も同様。2，3台のプロ
ジェクタを手持ちしてあちこち投影。映像を猫じゃらしにしたり、お尻に投影したり。
・無音。スタンドの灯りにじっと見入り座る。四つん這いでうろうろ。床に寝て、
2次元ダンス。真上からの映像を投影。床に書いた猫イラストが起立して、2人と一匹。
仰向けて、音楽は入り。日だまりにごろごろ状態。また無音。膝枕〜ユニゾンで
転がったり、正座したり。
・起立して、歩き、時々ふるえ。アップビートな音楽。バスドラリズムで会場中を
広く歩く。鶴のポーズ。スローモーション。舌を出す。歌舞伎ぶり。はしゃぐ。
クラップ。マネキン。などとりどり。
・音楽にストリングが入って、ここで、同じ振りで踊りながらついてきてくださいと
観客にお誘い。早速ドスドス歩き＋両手揚げぶりでついていくねこ。たちまち、
ダンスブレーメンの笛吹きに、２つの数珠つながり。
・踊りながら外でて、連絡通路であたふたと踊る2人を見。移動する2人について、
ホール展示会場の窓外へ。前足をあげた鹿、人の彫造とか点在する会場内を走り
回る2人。ユニゾンでバレエぶり、彫造のまねっこポーズ。窓枠に座る、立つ。
シャッターがゆっくり下りて拍手。とまた上がって、鹿ポーズの２人。奥に走り去っ
ておしまい。
猫好きには堪らない、猫きままぶりが楽しい今回。夜の美術館に迷い込んだ、好奇心
旺盛な２匹の体。あちこちそちこち場で遊んで、彫造ら展示もお友達。観客もその
一部で遊んでくれないかとお誘いの目線。まわりをずっとぐるぐる廻られた時には、
バターになるかと思ったねこ。ユニゾンの振りを動線を同じにしたり、てんでにした
り変化をつけながら。ノンストップのリズムが心地良く、時折の仕草が面白い。２人
につれて動く手持ち映像。床に投影、猫じゃらしとついていく２人が愉快。
後半は期待通りに野外、しかも珍しいキノコ舞踊団とみんなで踊ろうアトラクション
付き。寒い戸外も踊って、体ウォームアップ、心も躍り。彫造ポーズを真似たり、
所狭しと館内を走り回ったり。美術館で、美術館と、遊ぶ、全方位サイトスペシック
ダンスを楽しむねこ。
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