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 ハイバイ特殊公演「七つのおいのり」

 @大崎 アトリエヘリコプター(2011/6/20-26 10ステージ)
 全自由席(整理番号付)-6/22 前売:2800円 当日3300円
 6/23- 前売3000円 当日3300円

 舞台監督:川除学(至福団) 照明:松本大介 宣伝美術:土谷朋子(citron works)
 宣伝写真:Yuji Takano 記録写真;曳野若菜 記録映像:杉田協士
 当日運営:湯川麦子 制作:藤木やよい 企画協力:三好佐智子
 主催:バイバイ、quinadaq

 1「あなたのために」作・演出:永井若葉
 出演:
 永井若葉:永井
 上田遥 :金沢
 岩井秀人:チーフ
 平原テツ:社長風のお客様
 坂口辰平:部下風のお客様
 金子岳憲:その他のお客様1
 吉田亮 :その他のお客様2

 2「あ、どうも」 作・演出:金子岳憲
 出演:
 岩井秀人:山田
 吉田亮 :高橋
 平原テツ:中野
 上田遥 :ユウコ
 金子岳憲:男

 3「ヒマをつぶす」 作・演出:吉田亮
 出演:
 平原テツ:1
 上田遥 :2
 永井若葉:3

 4「姉の結婚」 作・演出:平原テツ
 出演:
 平原テツ :テツ
 金子岳憲 :父
 岩井秀人 :母
 永井若葉 :姉
 吉田亮  :義兄

 5「たのしい新生活」作・演出:上田遥
 出演:
 金子岳憲 :男
 上田遥  :女
 坂口辰平 :不動産屋

 6「父の怒り、火の如く」 作・演出:坂口辰平
 出演:
 金子岳憲 :お父さん1
 岩井秀人 :お父さん2
 吉田亮  :お父さん3
 坂口辰平 :お父さん4
 平原テツ :先生

 7「金子の誕生日」 作・演出:岩井秀人
 出演:
 金子岳憲 :金子
 岩井秀入 :岩井
 上田遥  :川本
 坂口辰平 :松本
 平原テツ :中村、誰か
 永井若葉 :金子の母、誰か
 吉田亮  :金子の弟、男
 羽場睦子 :岩井の母(声)

 2011/6/20(月)曇 7:35-9:17PM(1'42)前方より 客席満員(100人)
 客層:20-30才代中心、男女半々。役者さんちらほら。
 客入れ:開場時20人ほど。ミニ椅子1、ひな壇に椅子6列。折り込みチラシそれなり。
 パンフ A4 1枚。各配役、挨拶、スタッフ、予定。本公演 来年1-3月「ある女」
 @東京、名古屋、福岡。物販。台本700円。新作DVD3000円。 カーテンコール1回。

 劇団員もちより「おいのり」?=私戯曲公演。コントのふれこみだったが違ったとの
 前説、でもハイバイなおかしみはいずれも生き。

 1「あなたのために」作・演出:永井若葉
 デパ地下/催事場、おせんべい販売ブース。お客に人生初のおばさん呼ばわりされて
 中堅店員は愕然。それもあなたが発端と、チーフは若い店員にネチネチ小言。でも
 実の所、中堅の自分は悪くない様こそ、ずばりおばさん。

 2「あ、どうも」 作・演出:金子岳憲
 1の芝居のバックステージ。訪ねてきた男子客のことが誰も判らないのに適当に
 合わせて会話。それぞれがいう名前も仕事も違うという。置き晒した鞄から
 札入れを出して確認するが、戻すに戻せず完全泥棒。しかも、いまだ正体がしれない
 という。

 3「ヒマをつぶす」 作・演出:吉田亮
 待ちの役者達、しりちりでヒマをつぶす。ネタが尽きて、将棋とかエアで、しかも
 ルール知らずで遊び始め。

 4「姉の結婚」 作・演出:平原テツ
 姉の婚約者と家族で会食。帰省したテツは地元じゃエリート、西鉄社員・義兄の
 披露宴客の格が釣り合わない=何様だ物言に辛抱堪らず。ガツンと一言(自称)、
 キセルをするぞ。一転、味方のはずの家族を敵にしてしまう。

 5「たのしい新生活」作・演出:上田遥
 小劇団役者が一緒に住もうと不動産屋へ。職業と年収のアンケートに、役者、年収は
 ノルマのバックで1万8千円。驚く店員へ、家賃はレミゼ裏方・大工のバイトで480万
 で支払いOK。でも、職業はあくまで「役者」で押し通す。

 6「父の怒り、火の如く」 作・演出:坂口辰平
 単体AV女優と企画ものAV女優をそれぞれ娘に持つ父親達。ビデオを見てて娘を
 見つけたときの驚きやら、嘆きまくり。こっちはどうだと対抗意識むき出し。露出が
 多いグラビアアイドルの父親へはグラビアごときがぁと上から目線。一方、セミナー
 講師はお父さん達を諭しながら、AV女優なんかと一言本音ぽろり。

 7「金子の誕生日」 作・演出:岩井秀人
 一時は家族同然に岩井の実家に通っていたという、愛してやまない(ホモではなく)
 金子の話。誕生日にどっきりを企てるが、金子の段取りが悪すぎて…という話。

 無自覚な悪意とか困った人、乱される周囲に苦笑ねこ。観察眼鋭くして面白く、
 やな感じを笑いにもっていくとこは、いずれもハイバイらしく。足りないくらいが
 丁度いい短編を小まめに楽しむねこ。岩井さん演じるお母さんや嫌味な主任、
 金子さん演じる愛すべき不器用人間ぶり〇。
 

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