＠高円寺 座・高円寺1(2012/1/18-22 7ステージ)
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全指定 前売当日とも3800円
脚本・演出：ブラジリィー・アン・山田 舞台監督：掛樋亮太
舞台美術：仁平祐也 照明：シバタユキエ 音響：島貫聡
衣裳：中西瑞美 演出助手:高見大和（劇団豆大福） 宣伝美術:川本裕之
チラシ写真／スチール:名鹿祥史 票券管理:スギヤマヨウ（QuarterNote）
制作：恒川稔英 企画：ヴィレッヂ 細川展裕 後援：杉並区
提携：座・高円寺／NPO法人劇場創造ネットワーク
出演：
桑原裕子[KAKUTA] ：岡田亜希恵(次女)
柿丸美智恵[毛皮族]：岡田真由美(長女)
肘井美佳 ：岡田多香子(三女)
原金太郎 ：岡田欣一(父)
近藤美月 ：今井美樹(家政婦)
桜井智也[MCR] :今井雅之(家政婦の兄)
西山聡 :藤木隆(本屋の息子)
三科喜代 :岡田冬子(父の姪)
中澤功[サモアリナンズ]:嵯峨野勉(不動産屋)
中川智明 :高野佑(佑ちゃん)
橋本三雪 :福家修子(修ちん)
諌山幸治 :福家由雄(修子の夫)
宮島朋宏 :椎名幸司(コージくん)
友松栄 :岡田勝(?)
2012/1/19(木)曇 7:34-9:36PM(2'02)最前列中央 客席9割(220人)
客層：20-30歳代、スーツ姿ちらほら。男女半々。
客入れ：最前Ｂ～Ｉ(Ｊ）、通常ひな壇。舞台が髙いのでほよよと思って鱈、
上下2段＋α。折り込みチラシなく、いつものロビー置き。パンフ A5 4ページ。
配役、挨拶、スタッフ、予定。次回公演。11/17-25「シンプルマン（仮）」＠赤坂
RED/THEATER 物販。DVD。カーテンコール1回。
紀伊國屋ホール公演を経て注目度高まる、人気劇団ブラジル最新作。柿丸様と
桑原さん、あと原金太郎さんと桜井さん出演とお楽しみねこ。
舞台。一段高く昭和の一軒家、その居間。壁は煤けて年代感じさせ。正面に縁側と
桜の木がある庭と隣家の壁。下手に仏壇、鴨居に水墨画、上手に茶箪笥。上手に
二階への階段一部と玄関。
お話。実家に出戻った、もう若くも無い三姉妹は当然訳あり。実家に居候、親父さん
が拾ってきた兄妹あり。家政婦と夫だがどこの馬の骨やら。個々しがらみが明らかに
なり、やがて大騒ぎに。
掛け違い、踏み外し、一人のエピソードで物語一本書けそうな盛りだくさん。家族と
男女の繋がり、腐れ縁を連ね、重ねて面白く。ホラーな要素も絡めて予測不可能に
2時間を飽きさせず。破天荒も破綻せずに納めて、さすが器用なところ。たはは笑い
が堪えないけど、毒気欠かさず。人の結びつきの不条理さも後味に残して、味わい。
役者。お楽しみの4人は言わずもがなの巧さ。近藤美月のキ○ガイぶりが天晴れ。
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