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 PLAYPARK2012 日本短編舞台フェス「ほうほう堂×DJs!!/デス電所/世田谷シルク/転球劇場/表現・さわやか」

 @渋谷・CBGKシブゲキ!!(2012/4/26 2ステージ フェス4/20-29 20ステージ)
 http://cbgk.jp/
 全指定 前売4900円 当日5300円

 主催:ぴあ/キューブ 企画・制作:PLAYPARK事務局(ウォーリー木下、
 菜月チョビ、丸尾丸一郎、若林康人、高橋戦車、星川大輔、米田律子、
 戸塚 成/高橋典子、北牧裕幸) http://playpark.info/


 ほうほう堂×DJs!!「ほうほう堂×DJs!!」36分
 出演:ほうほう堂(新鋪美佳、福留麻里)、真っ青(山崎真央、鶴谷聡平、青野賢一)

 デス電所 春風ワールドツアー2012「ヒストリー・オブ・スブリンガーズ」27分
 作・演出:竹内佑 振付:豊田真吾 音楽・演奏:和田俊輔
 出演:丸山英彦、山村涼子、田嶋杏子、豊田真吾、浅見紘至、和田俊輔、竹内佑

 世田谷シルク「緑の指」34分
 出演:下山マリナ、岩田裕耳、堀川炎、守美樹、塚田まい子、和知龍範、野口雄介

 休憩15分

 転球劇場「2012晩春」30分
 出演:福田転球、高木稟、秋山秀樹、石神まゆみ、榎原伊知良、岡村まきすけ、
 加藤圭、小石川祐子、小林高之、サイトウミサ、神保良介、太宰美緒、永山盛平、
 橋本達也、前田友里子、みやび、宮本正也、我善導

 表現・さわやか「千葉の青い人」19分
 作・演出:池田鉄洋
 出演:佐藤真弓、いけだしん、伊藤明賢、村上航、岩本靖輝、佐藤貴史、今城文恵、
 池田鉄洋

 2012/4/26(木)小雨 7:35-10:33PM(1'49/休15/54)前方下手 客席7割(160人)
 客層:20-30歳代女性7,8割。ほか小学生〜じじばばまで幅広く。
 客入れ:後方に空席。前後狭いので早め入場が吉。予定時間より超過気味で進行。
 折り込みチラシそれなり。パンフ A4 両面1枚。物販。Tシャツ。黒が品薄とか。
 カーテンコール1回1分。

 ほうほう堂×DJs!!「ほうほう堂×DJs!!」
 曲ではなく振付主導のDJs!!シリーズ。これまでの2セットから増量してのリレー
 セッション。白シャツにネクタイのDJがぼっさり列んでなんか微笑ましい。照明は
 ブルー基調でクール。まず(山崎?)ノスタルジックにジャージーに。カエル飛び犬
 ポーズではそんなSE。ついで(鶴谷?)が一転テクノ、後半くだけてメロディアス。
 最後(青野?)はクラシカルな曲にノイズなスパイス、カエルと犬では美しく青き
 ドナウ♪でほのぼの。3本に増量されたことで、同じ振付でも違ってみえちゃう
 狙いがより判りやすく、楽しさも一層感。トッピングなアレンジもまた。でも、
 3セットは大変そうだなあ。

 デス電所 春風ワールドツアー2012「ヒストリー・オブ・スブリンガーズ」
 趣向。ウソぶきながらのなんちゃってバンド。失笑苦笑を買おうがやりまくりな
 春の嵐な迷惑感をあって面白いねこ。ファンシー人気キャラ@悪のヘッドを被って、
 ユーロビートで歌踊り。コピーバンドでワールドツアーと、毒気まじり歌詞で
 某アイドル曲パクリで情熱熱風道祖神、某青春ドラマにアンチと腐れ!鬼高校野球部
 など歌いまくり。我関せずと、ご飯を食べはじめるたりする野郎が常駐して、
 結局けんかとデタラメぶりで失笑さそい。作演出の竹内さんが、MCで気を吐いてる
 のが珍しい。歌詞が聞き取れなさすぎなのがちょっと残念ねこ。狙いかもしれない
 けど。

 世田谷シルク「緑の指」
 お話。緑化で地球を「洗脳」しようとする宗教団体の暴走と内紛、地球の裏側まで
 及ぶ影響。その一つかどうか、冷淡な男に片思いしてた女子アナの心変わりを描く。
 
 会話劇主体であれこれ彩り。振付ぶり、群唱、テキスト投影。ミドリ主体の照明や
 衣裳と、美術もこだわり。アート志向の演出も、ままならない諸事の中にある人の
 ありさまを生々しく描いてて、印象ねこ。

 転球劇場「2012晩春」
 ある男(高木)とその言動をトレースする奇妙な集団のコント集。その全部がもう
 一人の男(転球)の夢のはずだけど、違和感ありまくりという設定。ぞろぞろ
 付き従う集団とその混乱ぶりだけでも面白いのに、ぽつりの一言やらとぼけた
 味わいが全編。らしくない大人数だけど、らしい面白さがそこここで楽しいねこ。

 表現・さわやか「千葉の青い人」
 旧ネタ再演。親子が楽しみにいったショーが、がっかりなブルーな人ばかりをみせる
 コントだったという。大仰な演出と、とほほな内容のギャップのおかしみ。お店を
 間違えたなコントを冒頭と最後、失笑を誘い。

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