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 双子の未亡人「G-g(s)」次世代応援企画 break a leg

 @兵庫伊丹 AI・HALL(2012/7/7-8 3ステージ)
 http://www.aihall.com/
 全自由 前売2500円 当日3000円 ペア予約4500円(25組限定)

 演出・振付:佐伯有香[モノクロームサーカス]
 音響:山崎伸吾 照明:筆谷亮也 舞台監督:大田和司 制作:大藪もも(Mt.Bo-Bo)
 印刷物デザイン:南琢也 Webデザイン:柏田由香 主催:双子の未亡人
 共催:AI・HALL、次世代応援企画 break a leg 協賛:株式会社 資生堂
 京都芸術センター制作支援事業
 出演:
 荻野ちよ、河合良平、齋藤 亮、佐伯有香、福井幸代、正木悠太、吉田 祐

 2012/7/7(土)晴 3:05-6:30PM(1'00)入口側後方中央 客席満員(70人)
 客層:20才代中心、中年層ちらほら。女性過半数。
 客入れ:整理券なし、開場時30人ほど。センターステージ、スタジアム席3列。
 中央が見易いと誘導。折り込みチラシそれなり。パンフ A5 4ページ。長めの挨拶、
 プロフィール、予定。次回は不明。物販なし。カーテンコール1回

 モノクロームサーカス・佐伯有香 の企画ユニット。先行公演の続編とか。
 舞台。横長。端側に窪地。
 構成。コンタクトダンス中心、物(氷や水)、道具(釣り竿、風船)がちょっかい。
 
 作用反作用で外力にワンアイデア。上記の物と道具、常駐して自由に過ごしてる風の
 海パン青年。異化作用とはならずとも、ちょっとスパイシーで面白く見るねこ。
 コンタクトダンスはモノクロームサーカス同様に連綿、フォーメイションを変え
 ながら粛粛。個々の身体性は平準、突出はなく、振付優先の印象。レスポンスの良い
 動きを小気味よく感じながら楽しむねこ。

 構成覚え書き
 ・暗転。布を捌く音。海パン青年に佐伯さんが布を被せ、一緒にくるまり。
  海パン青年をおんぶ後別れ。トングで布をひろう。青年のソロダンス。窪地の
  水たまりに入る。
 ・モブダンス。それぞれの手にトングで氷を渡す。ダッシュ、ロール。氷を口に
  含む、床を滑らせる。
 ・男2人、女1のコンタクトダンス。海パン青年は氷を乗せられてびっくり。
  互いの動きをトレースする。4組になる。女の動きをみなで見る。
  潮騒の音。ユニゾンとそれを余所にして海パン青年はトングで氷を拾う。
  組みつほぐれずのコンタクト。ユニゾンで後ろ手歩き。
  ナトリウム照明で脱色されていく空間。デュオ、ユニゾンで歩行。リフトを入れた
  デュオ。4人でコンタクトダンス、それを余所に海パン青年。相手を引きづり、
  床ダンス。
 ・床に矩形のスポットいくつか。デュオ数組、背中合わせで立つ、支える、またぐ
  などコンタクト。
 ・ドラムをもって奏者、繰り返しリズム音だし。男女デュオとトリオ。立って、
  倒れの繰り返しなど。床をずりずりと移動。1人だけ立ち。シーケンシャルに
  繰り返す動きは次第複雑となり。横からの照明で人影くっきり。
 ・暗転。釣り竿を掲げて床に横たわる女。男が背後から吊られるような動き。
  もう一人。男女、顔に手を当てる、離れて作用する動き。ノイズ音まじり。
  男女が床ダンス、歪んだポーズ。後ろ向きに引かれるような。女は釣り竿を床に
  投げ出す。
 ・海パン青年は風船を掲げて登場、歪みながら歩行。風船に女はまとわりつく、
  水たまりに水が落ちる。喧噪音。海パンと女がコンタクト、歩行する5人。
  ユニゾンで5人が空を切る動き、しだい速度を上げる。海パン青年は水たまりで
  倒立。男女デュオ、4人のユニゾン、海パン青年が1人遊び。並んで後、ほぐれる。
  デュオ3組と海パン青年。またユニゾンで歩行。無音。ユニゾンでの歩行継続。溶暗。

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