＠新宿御苑前 サンモールスタジオ(2012/9/27-10/2 9ステージ)
http://www.sun-mallstudio.com/
全自由 前売3300円 当日3700円 初日割引 前売3000円 学生割引 前売2800円
作・演出：佐々木充郭 舞台監督：西廣奏 舞台美術：稲田美智子
照明：今西理恵（LEPUS） 音響：筧良太 人形製作・宣伝美術：KINO4TA
当日運営：たけいけいこ
出演：
浅野千鶴[味わい堂々] ：きな子
武田諭 ：めめ男(きな子の夫)
佐々木千恵 ：ちゃ一坊(きな子の息子)
嶋村太一[親族代表] ：三十郎(きな子の父)
木下実香 ：ふみ(きな子の母)
工藤さや ：ぱる子(きな子の妹)
三枝貴志 ：ケン太郎(きな子の弟)
野部青年[ナイロン100℃]：助六(ぱる子の恋人)
佐藤幾優 ：助衛門(助六の父)
植田祥平 ：たけ(ふみの友人)
阿久澤菜々 ：吉永先生(ちゃ一坊の担任)
澤井裕太 ：泥棒、電気屋1
小名木美里 ：アキ子(ケン太郎の恋人)
橋本昭博[MoratoriumPants]：テツ(お隣の子)
小林直人[突スタイル] ：松五郎(テツの父)
猪股和磨[ぬいぐるみハンター]：ヨーゼフK、電気屋2
今福季寛 ：ボギイ(一家の飼い猫)
植田祥平/猪股和磨/橋本昭博：トラ爺(一家の飼い猫)
坂本和彦 ：徘徊する老人
2012/10/2(火)曇 7:07-9:08PM(2'00)前方中央 客席満席(80人)
客層：20-30才代、関係者友人知人関係多そう、男女半々。
客入れ：最前ミニ椅子、以降ひな壇にパイプ椅子6列。空席誘導あり。
折り込みチラシ厚め、パンフ A5 3ページ。物販。戯曲掲載本。公演DVD。
カーテンコール1回
昨年度 劇作家協会新人戯曲賞の最終候補作。
舞台。リアルな昭和住宅、その居間(上手半分)、玄関先と路地。
お話。昭和20-30年代「サザエさん」彷彿の大賑わい家族。何であんなに陽気なの
との近所の疑惑がたつほどに。一家の主婦きな子もまた日常がどこか現実で
ないような違和感を抱いていて…。誰かのための物語という、シュールな設定での
奇想天外な家族劇。
前半のドタバタした台詞の応酬が愉快千万。人形がきも可笑しくて○。劇的な多重
構造が面白く、「人形」に帰着する拘りは珍しい。次第真相が明らかとなる後半は
失速。昇華しきれない、世界消滅を嘆く生々しさは震災後故かしらん。最後まで
前半の勢いと笑いに乗って描ければ◎なんだけど。時期早々？。浅野千鶴の真摯な
演技を見ながら、もらい泣きしちゃったけどね。
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