＠錦糸町 すみだパークスタジオ倉(2012/11/10-18 ステージ)
http：//ameblo.jp/sumida-artshow/
全指定 4500円 学生3500円 墨田区民4000 円
脚本・演出：福原充則[ピチチ5] 美術：稲田美智子 音響：高橋真衣
照明：河上賢一 衣裳：髙木阿友子 映像：ムーチョ村松＆石田肇
演出助手：矢本翼子 舞台監督：森下紀彦 宣伝写真：露木聡子
宣伝美術：木村三晴 制作：笠原健一 企画・製作：ベッド&メイキングス
出演：
富岡晃一郎：陽司(兄・一正を探す)
喜安浩平 ：一正(ウェスタン村のカウボーイ)
野口かおる：麻子(ドライブイン常連）
佐藤銀平 ：帽子屋(ドライブイン常連）
吉田ウーロン太：マスター(帽子屋の遊び友達)
松下太亮 ：床屋(帽子屋の遊び友達)
橋本淳 ：高梨(町おこし活動中)
髙山のえみ：大城(高梨の部下）
吉川純広 ：本庄(警官)
藤原慎祐 ：大貫(ドライブイン常連）
小林顕作 ：武田信玄
山本亨 ：店長
2012/11/12(月)晴 7:37-9:24PM(1'45)前方中央 客席ほぼ満員(120人)
客層：20-30歳代中心、女性7，8割。おじさんちらほら。
客入れ：初めて行くねこ、錦糸町北口からスカイツリー方面へ15分程。歩道に面した
ロビーと案内人でそれとわかり。テーブル結構あり。今は亡きベニサンピットの椅子
を転用した客席。勾配高めに7列。上手前方には濡れそうだけど大丈夫注意あり。
折り込みチラシそれなり。パンフ A4 3ページ。挨拶などなし。物販。パンフ A5
44ページ 1000円。座談会収録。相関図有り。Tシャツ2300?円。キーホルダー。
カーテンコール2分2回。
舞台。スカイツリーお膝元の倉庫劇場。サボテンもある西部劇砂漠な土くれ通路が
客席前通り、両袖の岩隧道に消え。戸板をとれば別世界、寂れた食堂装置。ごみごみ
として片付けられていない感が全体。入口下手、安いテーブル１、上手にカウンター。
お話。ぱっとしない山梨の町。町おこしと役人は孤軍奮闘。商店街はといえば、怠惰
に終日を過ごし、手応えなし。ウエスタン村のショーを企画していた男は野望を胸に
失踪、探しに現れた弟を町民は無視。そんな中、食堂を根城にする売春婦・麻子と
無頓着な食堂親父・店長のすれ違っても離れない男と女関係が爆裂。
思いがけない連続に目が点。そうとみていた日常がいきなり物語り始める展開に驚き。
売春婦と店長のネガティブなんだかポジティブなんだか、屈託した自傷的な愛情関係
が噴火が如く立ち上がり。この超ハイテンションに攻める売春婦・野口かおると、
無頓着を装い負けてない店長・山本亨のすさまじい攻防。将来を想像しろ、10年先が
できたら二人は結婚し、死ぬまでができたらそれは永遠だ と叫ぶ売春婦。荒くれの
中、人生の哀切と希望が突然現れて、心を鷲づかみにされるねこ。他の登場人物も
またネガティブに生きながら、それを踏まえて動き出す。面白がりながら、兎にも
角にも想像そして行動に移る諸事に感じ入るねこ。
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