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 ベッド&メイキングス 第1回公演「墓場、女子高生」第4回演劇村フェスティバル

 @高円寺 座・高円寺1(2012/2/1-5 7ステージ)
   http://za-koenji.jp/home/index.php
 全指定 一般4500円

 脚本・演出:福原充則 美術:稲田美智子 照明:河上賢一 音響:高橋まい
 衣裳:高木阿友子 振付:新鋪美佳[ほうほう堂] 歌唱指導:門司肇
 劇伴:西山宏幸[ブルドッキングヘッドロック]

 特殊美術:笹野茂之(ウレタンを工夫工房) 演出部:横川奈保子 衣裳部:平野遥香
 演出助手:相田剛志 舞台監督:中西隆雄 イラスト:小林じんこ
 宣伝美術:今城加奈子 カメラマン:露木聡子 ロゴデザイン:根本サナエ
 制作:笠原健一、高田雅士 企画製作:ベッド&メイキングス
 フェスティバル企画:ヴィレッヂ 細川展裕 後援:杉並区
 提携:座・高円寺/NPO法人劇場創造ネットワーク
 出演:
 安藤聖  :陽子

 松本まりか:チョロ
 吉本菜穂子:メンコ
 下城麻菜 [THE SHAMPOO HAT] :ナカジ
 亀田梨紗 :ジモ
 佐久間麻由:ビンゼ

 町田マリー [毛皮族]:西川
 岸井ゆきの:武田

 岩本幸子 [イキウメ]:納見

 富岡晃一郎:高田

 川本直人 :真壁
 植本潤  :山彦

 2012/2/1(水)晴 7:37-9:27PM(1'49)前方中央 客席ほぼ満員(260人)
 客層:20-30歳代中心、野郎が多め。
 客入れ:ひな壇にA-K列の通常客席。AB列は見上げる格好。折り込みチラシなし。
 パンフ A4 3ページ。挨拶、配役、スタッフ(美術多数)、予定。次回公演はやるき。
 物販。卒塔婆キーホルダー700円、Tシャツ2300円。旗揚げにしては強気の品揃え
 (富岡アナウンス)とか。 カーテンコール2回1分。

 生と死なインパクト大なタイトルをもつ、2010年 ENBUゼミ卒業公演作品を改訂、
 豪華キャストで再演。作家と役者・富岡晃一郎の新ユニットとのこと。

 舞台。リアル墓場。丘陵ぞい2段階に新旧墓石がおかれ。入り口三方、上手下には
 掃除用具置き場、下手に中段にベンチ。最上段塀内に本殿がある設定・ねじれた古木
 が起立。

 お話。学校さぼって墓場でスナック、だるまさんがころんだ捩り等遊んだり、歌った
 りな制服女子高生。気にかかるは夭折したお友達。なかったことにしたい担当教師は
 墓場に入りびたる生徒が気に入らない。オカルト研究部に乗っかり、あろうお友達を
 復活させてしまうのだが。

 墓場に女子高生、笑顔に影、積極的にネガティブ。屈託上等の芝居をかわいめ女子で
 屈託なくする面白さ。福原充則節がそこここ、歯に衣着せず、ネガティブパワー
 小爆発な台詞が愉快。パワフルでメリハリある演出と、負けん気の役者芝居でなお
 楽しく。思う人がいるからこその幽霊って、邪気混じりの切なさのお湿りもよく。
 疾風怒涛の物語展開はなけれど、アクが濃くもいい味だしてる福原充則舞台を
 楽しめる佳作。お茶目ですっとこどっこいなダンス@ほうほう堂 振付も愉快。

 役者。吉本菜穂子。女子高生?。缶ビール連チャン、眉間にしわのおばはんか?。
 考えすぎで屈託したとこがバカ哀しくて○。安藤聖。美少女、ちょっと骨太。
 松本まりか。凛々しい。町田マリー。かぶり物あり。

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