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 フェスティバルトーキョー12 イェリネク三作連続上演 Port B「光のないII」

 @新橋駅周辺 (2012/11/10-24 13ステージ)
 前売2000円 当日2500円 4500円(イェリネク戯曲集付)学生2000円
 高校生以下1000円

 作:エルフリーヂ・イェリネク 翻訳:林立騎 構成・演出:高山明
 写真:土屋紳一 舞台監督:清水義幸(カフンタ) 装置:江連亜花里(カフンタ)
 装置アシスタント:森川存子 衣裳:有島由生(カフンタ) 技術:井上達夫
 ラジオ:毛原大樹 ポストカード編集:深澤晃平 デザイン:アジール
 記録写真:蓮沼昌宏 演出助手:坂田ゆかり、的場真唯
 プロジェクトアドバイザー:猪股剛
 協力:株式会社太一、株式会社ダク・エンタープライズ、神山産業株式会社、
 エクセラマネジメント株式会社、石井路子(いわき総合高校演劇部顧問)
 特別協力:ニュー新橋ビル管理組合、ニュー新橋ビル商店連合会
 プログラム・ディレクター、ドラマトゥルク:相馬千秋 制作統括:武田知也、小島寛大
 制作:藤井さゆり、田中沙季 製作:フェスティバルトーキョー、Port B
 主催:フェスティバル卜一キョー
 声の出演:
 いわき総合高校演劇部(青木愛、飯島もも、沖崎美菜、片寄真亜也、鎌田彩音、
 桜井智恵理、鈴木ゆうか、田中涼、千色和希、新妻宏恵、西田藍、原田麻穂、
 松本芽生、屋代七海、渡辺真衣、渡部若菜)

 2012/11/19(月)晴 6:30-8:30PM頃 街中あちこち お客1人〜6人位
 客層:学生〜20歳代中心。単独、女性多め。
 客入れ:オリエンテーリング式で移動しながら、展示と録音朗読を鑑賞する趣向。
 ニュー新橋ビル3階 喫茶カトレア前で受付。ポストカード大 ガイドマップのパック
 と小型FMラジオをもらい。間隔を置いて出発。完全路上が何カ所かあるので防寒は
 要。普通に回って2時間弱、腰をすえるともう30分+かな。ほぼ歩き通し立ち通し
 なので体調と空きっ腹注意。最後に受付でパンフ A5冊子もらい。もう1エリア
 あって帰路。

 どう解釈、演出してもOKという、イェリネク戯曲の街角ツアー形式上演。

 趣向。渡されたポストカードの地図を頼りに、指定の場所を訪れ、ラジオの音声を
 聞く。12箇所+エピローグ。テーマは福島の状況。

 サラリーマン達がごった返し、飲み屋の喧噪が響く新橋・東京から、距離と忘却の
 現実を知る趣向。雑居ビルの部屋には、生活の後を残して置き去られた部屋、
 タイベックスーツで汚染サーベイをする職員。窓外に避難民達の等身大写真、
 隣の部屋では撮影された同時刻に放映されたお笑い番組。空き地にはブルーシート
 で覆われた立入禁止区域。などなど。外の世界と展示=東京と福島の距離感を
 今更ながらに突きつけられるねこ。女子高生の余計な装いがない素朴な朗読が
 現状、言葉をむしろよく伝えてて○。

 
 
 
 

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