＠中野〜高円寺 くらしのアトリエひらや(2013/4/27-5/6 15ステージ)
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全自由 前売2500円 障害1500円 カフェごはん付チケット3500円(限定8枚)
脚色・演出：詩森ろば 宣伝写真：藍田真央 企画製作：風琴工房
出演者
「物語が、始まる」原作：川上弘美
田中沙織：ゆき子
佐野功 ：三郎
根津茂尚：本城
「痩せた背中」原作：鷺沢萠
酒巻誉洋：亮司
李千鶴 ：町子
宍戸香那恵：敦子
根津茂尚：郁夫
2013/04/29(月祝)晴 7:06-8:56PM(47/休10/53)中段中央 客席満席(28人)
客層：20-30才代とベテラン。男性過半数かな。
客入れ：2駅の中間住宅街 一軒家。開場開演20分前 10人ほど。前売、当日精算の
順で靴を脱いで入場。6+4畳ほどのスペース。桟敷、椅子、スツールの3列でぎゅう
ぎゅう。荷物預かり積極的。1話が東側、2話が南側の窓向きにスペース造り。
休憩時間にお客が椅子をもってタテヨコ移動。折り込みチラシ少々。パンフ A4
縦二つ折り。挨拶、配役、予定。カーテンコール各1回。
清閑な杉並の住宅地、民家転じてレストラン空間での上演。
会場舞台。「物語が、」。窓辺にテーブル、椅子3。壁に岩波の児童書や小物。
「痩せた」たぶん昼なら小庭に面した部屋、ちゃぶ台1。
「物語が、」
お話。成長する人間もどきを拾い、暮らす女性。恋人との関係、潜めていた欲望に
変化が兆していく。
親密な空間で登場人物の心の中を覗き見る、危うさ興味深さ。いけない気持ちを
刺激して、嫌味な快感を覚えるねこ。藤子・F・不二雄なトリッキーな設定も
中心は女性の心理描写。伏し目がちに演じる、田中沙織の息づかい、表情とも
細やかで魅入ってしまうねこ。
「痩せた」
お話。故郷を離れた青年は父の訃報をうけ帰郷。父親にほっとかれて、待ち続け
精神に異常をきたした後妻の女性と再会。追想の中で二人は父を感じていく。
すれ違い、やがて出逢う目線に心動かされるねこ。劇場発の空想では得がたい、
家空間での家族劇に感慨一層ねこ。
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