＠渋谷 PARCO劇場(2013/5/22-6/4 16ステージ)
http://www.parco-play.com/web/
＠北海道 札幌市教育文化会館大ホール 6/6 1ステージ
＠大阪 森ノ宮ピロティホール 6/8-9 2ステージ
作・演出：フィリップ・ジャンティ 共同演出：メアリー・アンダーウッド
音楽：アンリ・トルグ＆セルジュ・ウッパン
出演：カンパニー・フィリップ・ジャンティ
Amador Artiga, Marjorie Currenti, Marzia Gambardella,Pierrick Malebranche,
Angelique Naccache, Simon T Rann,Maria Julia Aigliano
(参考 ほか今回不参加のワールドツアーメンバー Maru Kroupit,Lakko Okino)
2013/05/25(土)晴 7:05-8:45PM(1'38)最前方中央 客席ゆる満員?(450人)
客層：30才代女性とおじさん中心。子供連れもちらほら。女性7割。
客入れ：物販。パンフ A4 1500円。ポスター 1000円/500円。公演DVD。
カーテンコール3回2分。
96年以来に日本公演。歌唱パートを盛り込む改訂がされ。楽子さん（小さな女性役）
が当然参加と思ってたのに残念ねこ。日本語巧くないなんて台詞があるんじゃ
しかたないか。
舞台。概ね風景、海原、砂原、都市の遠景。
構成。箱船で漂う、あれこれ神出鬼没、自分は自室呆然。パパと呼ばれて結構
慕われ。手が勝手に動く、変容する。脳を食らう、食らわす男に遭遇する。
箱には赤ん坊のような大人、侃々諤々、流される。漂着、山からキャベツから人が
現れる。町の発展、ビルの伸展、銀行躍進。赤ん坊、増殖。もはや貨幣のように
道具のように浪費される。火山噴火、溶岩に呑まれる。天使めいた、ディ○ニー
めいたものが現れたり、歌唱とダンス。波が引いていく、連なり倒れたり。
デュオダンス。はぐれた女はダウンしてマネキン、ラッピングされ。歌いながら
包む。儀式めいてもみえる、等々。
覚めてみる夢・神出鬼没のインナートリップ。無意識下から巻き込まれつづけて、
心身とも地に足がつかない有為転変。段ボール、人形、紙の海…、無機質なものが
生き生きと、小箱が大海原へと変化、往還。ファンタジーとみせなながら、
文明、ゼニゲバの世界を風刺してスパイシー。後半、歌唱とコンテンポラリーダンス。
人間に着地する、発する暖かみと豊かさを添えて、素敵ねこ。
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