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 ペンギンプルペイルパイルズ#18「靴」

 @下北沢 ザ・スズナリ(2014/10/09-19 14ステージ)
 http://www.honda-geki.com/suzunari.html
 ベンチシート(整理番号付自由席)前売4200円 当日4400円
 指定席 前売4500円 当日4700円 前半割引(9〜11日)-500円
 U25チケット3000円

 作・演出:倉持裕 舞台監督:橋本加奈子 舞台美術:中根聡子 音響:高塩 顕
 照明:杉本公亮 衣裳:伊藤早苗 音楽:田中 馨(ショピン)
 演出助手:松倉良子 制作:土井さや佳(Little giants)
 宣伝美術:坂村健次 宣伝イラスト:吉村宗浩 主催・製作:(株)森崎事務所
 M&O plays 助成:芸術文化振興基金
 出演:
 金澤美穂:若崎真知
 愛名ミラ:沢田理々子

 玉置孝匡:若崎幸三(真知の父)、竹熊(警部補)
 山田真歩:桃木(竹熊の部下)
 小林高鹿:大矢内(警部)、日影(面接官)、矢坂(教師)

 大和田健介:佐本雄大

 山田真歩:若崎世津(真知の母)
 ぼくもとさきこ:若崎時世(真知の姉)、りりこ(小学生の理々子)

 吉川純広:只木(夢の中の男)

 近藤フク:漆戸(教師)

 2014/10/16(木)晴 7:05-8:33PM(1'28)前方上手 客席ほぼ満席(130人)
 客層:20-30才代中心。女性7割。
 客入れ:自由ベンチ2列、ひな壇椅子10列。折り込みチラシそれなり。パンフ A5
 3ページ。「こういった芝居」を上演することについて。物販。台本800円。
 カーテンコール1回。

 下北沢はイカ祭りとカレー祭り真っ最中。行列は協賛店か劇場前。そんなカオスな
 ムードにふさわしい?、2年半ぶり劇団書き下ろし新作、オーディションメンバーを
 加えての上演。

 舞台。三方に蓋付き収納壁って下駄箱か。とこどこに種々靴が置かれ。奥は斜に
 立てられて歪みパース。時代がついたフローリング中央に椅子替わりのブランコ2。
 お話。靴を買いまくる女子高生と訳あって伴走する同級生が時空越え?しつつ、
 出逢う人と事件、名残の靴があって。

 バラバラがパラパラとやってきて、グニャグニャしたりするが無自覚に事は進む、
 奇妙。割り切れないこと、筋立て、おかしみ、違和感また突き抜け感が残存しつつ
 不思議と持って行かれる面白さ。取り残しになりそうでそうはしない、サービス精神
 腕の冴え。美術、お馴染みの「穴」も がシュール。役者の佇まい、ありようが○。
 小林高鹿さん、ぼくもとさきこさんはお持ち帰りしたい旨味出汁。
 
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