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＠北千住 BUoY（2022/02/23-27 5ステージ）
全自由 前売 一般3500円 U18 (18歳以下)2000円
演出：倉田翠 飴屋法水 演出助手：平澤直幸 西島亜紀
企画制作：株式会社precog（プロデューサー：中村茜、黄木多美子 プロジェクト
マネージャー：田澤瑞季、平岡久美）助成：芸術文化振興基金
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 協力：BUoY
主催：株式会社precog、倉田翠、飴屋法水 京都芸術センター制作支援事業
出演：倉田翠、飴屋法水、くるみ、岩瀬圭司
2022/02/25(金)晴 6:32-7:49PM(1'17)奥側中段より 客席満員(90人)
客層：20-30才代中心に2世代、男女半々。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。2Fで受付、予約時整理番号の実券をもらい、
しばし待機。時間がきて呼び出し入場。会場対角いっぱいの演技スペースを挟んで
対面客席。それぞれベンチ1パイプ椅子3列。鰻の寝床のどこでみるかは好き好き。
客入れ時から倉田さんダンス開始。当日パンフ B5 5ページ。過去シリーズのクレ
ジットも掲載。 カーテンコール1回後規制退場。
昨年9月京都発表会＠京都芸術センターからの「終着、東京」公演。
舞台。対角の「路上」。入口からみて、上手端にマイクスタンド、姿見、脇の壁に
スライド投影。倉田さんが主に立ち。中央柱に乗り上げた自転車1。下手元浴槽に
木製の家オブジェが吊られ、周囲壁に金の鏡。ロープには台車が絡み。
構成。「中2で死んだ」倉田さんの実家語り。中2の2人（くるみ、心奈(今回は
出演せず、録音演奏のみ））との対話。飴屋さんの家と両親の追想と今。記憶に
ない「お前は誰だ。」父の死とパフォーマンスのこと。子供たち、くるみとミント君
の対話。これまでと今、4月からのこと。3人＋1人で踊る。倉田さんの家族、親族、
とりわけ父と同じ天才肌の姉のこと。自分は中庸。飴屋さん、老いた母のこと。
自転車パフォーマンス、演劇は虚構でなければ、演劇は現実でなければならない。
くるみさん、京都Ｅ９へ。タクシー運転手の地区ヘイトの言葉を聞き、驚いたこと。
倉田さん（飴屋さんに聞いたあることをして）ここでホントのことをしてはダメ、
演劇は〜、明日も同じ事をする、この時間はホントなのか。
映像とのコラボ色が強かった京都公演から、今回は生身と血の通った人との対話
メインに。フィジカル面の表現も多く、言外で響く所作や既にダンスが散りばめられ。
演劇は別の人生と出会う体験と思うけど、今回はまさにそう。いろんな人がいて、
それぞれの思いや生き様が投げかけられ。変わっている事柄が多いけど、根本の
ところ、芯に響くところあり、観劇後の余韻として残り。飴屋さんの両親語りは
ねこにもドキュメンタリーと重なるとこあり。
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