枇杷系 山田せつ子＆倉田翠「シロヤギ ト クロヤギ ト −遺言ではないにしても 弔辞ではないにしても」
＠神楽坂 セッションハウス（2022/07/16-18 3ステージ）
全自由 一般3500円 学生2000円 当日券＋500円
作品構成・出演：山田せつ子、倉田翠
舞台監督：蓮子奈津美 照明：三浦あさ子 音響：宮田充規 映像：北川航平
制作：宮久保真紀、豊山佳美 宣伝写真・プロフィール写真：前谷開
宣伝美術・ウェブサイト・冊子デザイン：児玉悟之
協力：神楽坂セッションハウス 主催：枇杷系、山田せつ子
助成：公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
引用：
「バラの胸飾りの道化師」製作：加藤啓
「写真と記録 ベトナム戦争」著者：Ｆ・グリーン 発行：株式会社河出書房新社
「Carver's Dozen−レイモンド・カーヴァー傑作選」所収「ダンスしないか？」
著者： 出版：中央公論新社
2022/07/17（日）晴 3:03-4:00PM（55）最前方より 客席満員（80人）
客層：シニアも結構の3世代、子供連れあり。女性過半数。
客入れ：日差しを避けて劇場周囲に三三五五、開場時15人ほど。桟敷1ミニ椅子1、
通常椅子、スツールら7列。当日パンフ 新書大冊子。カーテンコール3回。
昨年11月の「シロヤギ ト クロヤギ」＠京都E9の再演かと思いきやほぼ新作。
構成。上黒、下オフホワイトスカートのせつ子さん、上下白、おへそが覗く、
倉田さん。
・せつ子さん、札幌のパフォーマのこと。水をいれたガラス瓶に紅いガーベラ
一輪。水、ガーベラとつぶやき、揺れるように舞う。
・一転パンキッシュな音楽。倉田さん。指を口にくわえて離さず、激しく踊る。
・トークしながら、スニーカーを脱着しながら。倉田さんの父親の性癖、好きでも
無いが集めたがる言いたがる。時々、自分の中から父親がでてくることがある。
・デュオダンス。倉田さんはスニーカー、せつ子さんは操り人形遣い。
・壁にベトナム戦争の写真、インターナショナル♪。その前に倉田さん。せつ子さん
は壁際に座り。繰り返す。
・（中途失念。）
・倉田さん、レイモンド・カーヴァーの短編小説を何でも読んだこと。音楽とダンス
なんども繰り返し。
体感は3，40分位であっという間、興味津々と見入るねこ。京都より言葉数や
道具立てが省略され、すっとした感じ。言葉とモノ、記憶ら心象が身体の中に入り、
憑依するように、あるいは客観視し対話するように踊る。とりわけ、冒頭のせつ子
さん、花瓶の水ガーベラとのダンスの玄妙さが忘れがたいねこ。倉田さんはとても
フィジカルなのに、言葉が刺さってそちらのが印象強いという。
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