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　B子「アフターメヒコ」

　＠早稲田　イズモギャラリー（2024/04/07 5ステージ）
　全自由1000円

　作・演出・出演・制作・音響・照明・舞台監督：B子

　2024/04/07(日）晴　11:02-11:52AM(50)前方　客席ほぼ満員？（6人）
　客層:20-30才代中心、男性のみ。
　客入れ:感染対策、手指消毒任意。地上入口でB子さん出迎え（見送りも）。
　ギャラリーの長手方向に丸椅子2列7席、両端の背もたれ付椅子は客席？美術？。
　当日パンフA5　手書きの大長文22ページ。SNSへのもの言いと、劇作の思想、
 　構想など。次回公演は6/9（日）＠同会場。カーテンコール1回。

　1日5ステの俳優修業な自作自演最新。前回2人→6人と増えた午前開演回にて。
　お話。出張勝ちな父親、距離が縮まらない娘、欠かさないお土産のホールケーキは
　どう切り分けるか都度の人数次第では一悶着。娘へ物申す同級生。交尾を繰り返す
　猫。昔語りの前置きで語られる女（娘の母）の日常と家族の追想。これらがパックに
　なって反復して語られていく、始まりも終わりもない物語り。

　明せきですゞやかな声で、こそばゆい劇的実験。台詞回しが単語で切れ目を入れる
　独特。父娘会話はギャラリーの奥行きを心の距離に、客席のクッションをケーキに
　見立てたり。そこに昔語りを投入、主体はこの娘の母なのか、別の物語りなのか
　ハッキリしない構造でモヤモヤ。ケーキカットの割数をその後の物語や感情変化に
　結びつけて展開、また終盤ではキーワードのみ台詞で解体の試みを入れたり。
　いろいろな盛り込み、意欲の先が依然気になるねこ。

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