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 ハイバイ「ワレワレのモロモロ2024 東京札幌編」

 @下北沢 ザ・スズナリ(2024/08/14-18 6ステージ)
 整理番号付自由席(前方ベンチシート)一般4800円 ペア9000円 U30 4000円
 U20 3000円 前売 指定席 一般4800円 ペア9000円 U30 4000円 U20 3000円
 当日 一般5000円
  @札幌 ジョブキタ北八劇場 8/8-11 5ステージ

 構成・演出・脚色:岩井秀人 ドラマターグ:谷澤拓巳 音響:中村嘉宏
 照明:株式会社ラセンス 舞台監督:河内崇 衣裳:イトウワカナ(intro)
 記録写真〔東京公演〕:平岩享 映像収録〔東京公演〕:安達亨介
 宣伝美術:土谷朋子(citron works) WEB:斎藤拓
 票券:〔札幌公演〕澤田未来〔東京公演〕:安達咲里、村松里美(ローソンチケット)
 制作:〔札幌公演〕小島達子、笠島麻衣 制作助手:及川晴日、林紗弥
 制作:後藤かおり 企画・製作:WAREハイバイ 主催:WAREハイバイ
 創作協力:(公財)北海道文化財団(一財)、田中記念劇場財団(ジョブキタ北八
 劇場) 助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
 【東京ライフ゛・ステージ応援助成】
 出演:
 板垣雄亮[殿様ランチ] 、足立信彦[コントユニット順風男女]、滝沢めぐみ、
 南雲大輔、納谷真大[演劇団体ELEVEN NINES、ジョブキタ北八劇場芸術監督]

 2024/08/15(木)夏日 2:02-3:47PM(1'45)前方上手 客席ほぼ満員(120人)
 客層:2世代 女性7割。
 客入れ:感染対策 手指消毒任意。ベンチ2、クッション追加パイプ椅子10列 
 B列から段差あり。当日パンフ B5 4ページ。物販未確認。飴の包みは一気に開けて!
 など、何時ものお願い。カーテンコール2回。

 酷い目、残念な体験を演劇作品として自作自演するシリーズ最新。札幌の俳優達との
 共同製作。
 舞台。二連のフレーム2個1セットを今回4?サイズ用意。具体、抽象いろいろに
 見立て。

 納谷真大(札幌)「恵比寿発札幌、仕方なき弁」
 お話。早朝便で札幌に戻り。朝の生理節度、油断大敵という。
 ハードボイルドなムード、板垣さんのダンディなナレーションに乗って、大変惨めな
 体たらく追想。どこ前やるのな赤裸々/ドタバタぶり、笑えないこと苦笑編。

 滝沢めぐみ(東京)「クローゼットのほとけさま」
 お話。俗に宗教3世問題、何が私から宗教を辞めさせたか。
 気を取り直して別次元の物語。ライトタッチで湿らせず、キャラでクスリ笑いさせつ
 ええ加減でいい感じにするのに好感。

 足立信彦(東京)「僕の夢、社長からハト」
 お話。田舎から俳優志願、上京先の事務所が胡散臭く、案の定公演がヤバくて。
 嘘のようで誠な悲喜劇。岩井さんの旧作ともダブル感。最悪のシューマストゴーオン
 (笑うに笑えないことが可笑しい。)ぶりに演劇人のさがを観た思い。渦中の人な
 事務所社長・美味しい役に板垣さん、胡散臭さタップリ。

 足立信彦(東京)「僕の夢、社長からハト」
 お話。若くして海外で起業、青春の蹉跌、今札幌で。
 波瀾万丈、どうしようもないを経て、演劇と出会ったという。始めたばかりと思え
 ない肝の据わり振りと、新鮮さが同居。次作に期待を抱かせ。

 2年振りの企画、メンバー刷新。演劇的趣向、負荷をがぜん上げ。自作以外も出演、
 1人多役、見立てのフレーム展開もありと八面六臂。こなして、個性も出してくるのが
 凄し。特異な物語、人生ばかりだけど、人としての切実さはどこかしら共感でき、
 周囲の優しさ(1人多役で味わい添え)も沁みるものとし。客観視とキャラ造りでは
 岩井さんの手心添えあってか、程よく笑いに転じてて○。  

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