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PARCO presents ピナ・バウシュ「春の祭典」「PHILIPS 836 887 DSY」／
ジェルメーヌ・アコニー 「オマージュ・トゥ・ジ・アンセスターズ」
＠有楽町 東京国際フォーラム ホールC（2024/09/11-15 5ステージ）
全指定 S席最前列シート 土日17500円 平日17000円
S席 土日17500円 平日17000円 A席 土日14500円 平日14000円
U-35 9000円 U-18 3000円
「PHILIPS 836 887 DSY」1971年 6分 振付:ピナ・ バウシュ 出演:エヴァ・パジェ
「オマージュ・トゥ・ジ・アンセスターズ」26分 振付・出演:ジェルメーヌ・アコニー
「春の祭典」1975年 35分 振付:ピナ・バウシュ 出演：アフリカ13か国35名のダンサー
宣伝: る・ひまわり、スタジオアーキタンツ 宣伝美術: 岡本健デザイン事務所
主催・企画制作・招聘: パルコ 共催: サンライズプロモーション東京
2024/09/13(金)真夏日 7:04-8:53PM(40/休30/35)1F前方下手 客席ほぼ満員(1500？人)
客層：全世代 子供連れ、学生〜ベテラン。若い人多め。女性過半数。
客入れ：感染対策 特段無し。通常客席、土被りな最前席はビニールとか配ったの
かしら？。休憩時間にレーキにて土舞台整地、撮影のため見物客群がり。
当日パンフ。オマージュ…の対訳1枚。今日の出演ダンサーは掲示してほしいねこ。
物販。フォトブック □25cm＋リーフレット 3000円。カーテンコール4回4分。
忘れかけた頃のピナ・バウシュ「春の祭典」上演。純ダンスのピナは来日後半は観る
機会がほぼなかったから有難し。
「PHILIPS 836 887 DSY」ソロダンス。電子音楽。超低重心からくねり起動、身体を
叩くアクセント等を反復ループ。ピナの振付エッセンス感。
「オマージュ・トゥ・ジ・アンセスターズ」ソロパフォーマンス。テープでの台詞
（詩の発話）、死んでも死んでない。家族と先祖〜自然と交信するかの手振りや、
円環歩行ら、無機質な空間が土くれ、葉っぱらで埋まっていき、儀式めき。思いが
溢れ、拡がる空間にしみじみねこ。
「春の祭典」一面の赤土。赤い布は犠牲の宣告。嫌悪と恐怖、探り合い。最後に
渡された女性の衣装は赤いワンピドレスに転じ、狂乱。その後も総員とも抗いを
やめることはない。 強じんでしなやかなダンサー、とりわけ男性は一見で筋力
マックスで圧倒される。パワフルな群舞の折々で心情の行き交いがあって、らしい
シアトリカルな味わいあり。テープ音楽のアコースティックがデッド、痩せて
聞こえるのが残念。