ストロボ「グランドダイビング からだをすますこころみ展」
＠渋谷区役所・地下駐車場 (1998/3/19,20,26,27 12ステ) 参加料金1900
スタッフ：大久保 翌、片平幸太郎、加藤早苗、川村純子、武田ヒロユキ、
千田実、溝淵孝子、森七夢、森永タカオ、山本理恵 他全36名
1998/3/20(金)曇り 6:05?-8:10PM あちらこちらから ほぼ定員？(28人)
客層；子供連れ母、学生仲間（多）、おじさん、おばさん。もうとりどり。
客入れ：下記。荷物預かりきちんとあり。
段ボール劇場、廃屋映画館、古アパートまるごと、と場所から始まるアトラクショ
ン・体感演劇の原子力遊園地。昨年、舞台と客席をそれぞれ大型トラックに載せ、
走らせて上演なんてことした、ユニットのこれきり企画。
・集合。渋谷公会堂前、egg man近くの地下６番出口。あれ、誰もいませんよ。人型
のオブジェもったお姉さんに？。渋谷公会堂地下駐車場への案内聞いて、とぼとぼ
階段降りて、Ｂ３Ｆ。途中掲示があるので不安なし。４畳ほどのエレベーターホー
ルに５人先客。小学生と若いおかあさん、カップル、おばさん？、おじさん？の６
人。PHS切ってとか、注意掲示がある以外なんもなし。しばし後、係員がお待ち下
さいアナウンス。そのころは、20人以上集まり。学生さんぽい方多し。駐車場ドア
からコンクリートでひんやり、薄暗い、地下駐車場してる地下駐車場へ。受付。首
から下げる、段ボール製小バックもらい。中にはステレオイヤホン、アイマスクと
パンフレット。奧には、透明ビニール傘が１０ヶほど、開いて置いてあり。白いア
ノラック着たおにいさんが、傘につけらえれたジャックからなにやら聞いてる風。
ふーん、なんじゃろ。自由に聞いて下さいのアナウンスに。
・こころみ その１「インフォ・ジャック」
傘の表ぐるり20ヶほどのジャック。イヤホン差して説明聞いてから、あれこれと音
を「採集」する。深く差しちゃうと聞こえない、接触うまくないのかしらん。雑踏
の人声、空港ロビー、山手線ホーム、ガード下、喫茶店店内、サザエさん、ニュー
ス、とかとか。ねこが聞いたのはこれくらい。みんなとりどりに聞いてて、あー、
ふーん、これ？、な顔と顔。ちと時間長めで飽きてきたのか、パンフ読み出す人が
多くなったところで。
・こころみ その２「マジカルマイク君ツアー」
イヤホンから次のアトラクションアナウンス。ガーと大きなシャッター開いて、隣
のブロックへ。床の上、大き目缶に渦巻きのクッションつけた、小さな椅子が一面
４０ほど。白いアノラックおにいさん２人。シャッターに投影された文に合わせ、
マイムで説明。腰に通した枠の四隅にマイク。地上にでた彼らが、街の音を地下に
生中継する。会場のスピーカーとマイクの場所は一対一、４つでサラウンド。じゃ
、いってきまーすとドアから地上へ。薄暗い駐車場、四隅から音。階段昇ってます
ね、小銭の音はなんでしょう、地上でた、あの格好で！？、となんかおかしいねこ
・こころみ その３「カルーセル・ミミ INSIDE/OUTSIDE」
さて、また隣のブロックに１０人ずつ移動（箱に番号付き荷札あり）。大きな木枠
箱の中央に芝、その中にイヤホンジャック。聞くと、またさまざまな生活ノイズ。
周囲からはヒーリングな音楽がうねるようにサラウンド。と、入れ替わりイヤホン
に音楽、そとにノイズ。これが内と外ね。瞑想な人ちらほら、寝てるのか！？。ね
こはきょろきょろ他グループを覗き。みんな真面目に聞いてますね。
・こころみ その４「ブラインド・ウォーカー」
ドアのある小部屋に移動、四列縦隊。一列ずつ別れて説明受ける。アイマスクして
、前の人の肩に手を掛けて歩く。どうしてもダメな人はアイマスクしなくても○、
とのこと。該当者おらず。これちと恐い。事前に言われてても、段差あったりする
と。ドアから駐車場？。周囲にジェットな音が飛び交い、前方からは遠く音楽。な
んか過敏になっちゃう耳。これが狙いかしらん。後ろの女の子が修了ベル鳴っても
、ねこ肩に手を置いたまま。恐かったのかしらん。で、アイマスクを取ってみれば
・こころみ その５「ふとんダイブ（サウンド・サプライ）」
駐車場のど真ん中に布団の大海原。10×４列の布団が敷き詰めてある。シュールな
光景に嬉しくなっちゃうねこ。靴を脱いで、しばらくごくつろぎ下さい。とのこと
に寝るお客。後続の２グループが数珠繋ぎでよたよた行進するのを横目に、ホント
寝そうですよねこ。これも四隅にスピーカー。大音量で流れるのは、雑踏、ニュー
ス、迫る足音、潮騒、水滴の音。なんか、気分はホームレス。これが一番面白かっ
たねこ。
で、おしまい。駐車場をみんな借り切ったそう、そりゃそうだろうけど、大変なり
冷静しちゃうとしょぼいイベント。でも、始まるまでのわくわく、やってるしょぼ
さがまたなんか面白く、志の高さと遊び感覚があって好きねこ。
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