原子力遊園地 森永チーム トラック演劇(25t)「モンモリロナイトとカオリン」
＠江東区・ウッディランド東京 (9/25-30 9ステ） 前売り2000当日2200
作・演出：森永タカオ
出演：井上サチコ、小川博司、加藤早苗、角田彩、橋本愛一郎
1996/9/28(土)快晴 5:40-7:15pm トラック荷台内・階段席最後尾から 満員(39名）
客層：10〜20才代、女性中心。男性11名。グループ、一人だったりとりどり。
客入れ：とっても丁寧、細心注意。後述の扉開閉時には、安全処置きちん。
取り壊し寸前の映画館やアパートを劇場にしたてたりな彼ら。前回のアパート
演劇（４月、建物をテーマパークに仕立てた。）とは、別チームでの今回。
京葉線・潮見駅下車。ちらほらトラック。どれ？。違いました。少しいったロ
グハウス展示場が会場。暮れなずむ茜色の空に微風。入り口で開場まで待ち。
多角形のログハウスで受付。チケツは荷札。胸に「取り扱い注意」シール。ね
こは荷物なのね。首から番号つきミニパンフ（地元名所巡りとか）入、袋下げ
る。教室風の座席、所定の席に着席。お勉強会？。まず、注意事項のアナウン
ス。トラックの壁にもたれないでとか。それでおしまい？、先生。ちと残念。
番号列ごとに整列して、外へ。ガーンガーンのSEに乗って？ものものしく、ト
ラック登場。おお、確かに25TON、長さ11m。後部扉開け、ビール箱の階段。入
る前にオーバーシューズのビニール袋巻いてくれる。止めの洗濯ばさみが愛嬌
中は長手方向にビール箱の４段階段席、唐草模様の座布団。側壁壁をみる方向
ちと窮屈。さて。明かり消え、まっくら。がっくん、ごとんごとん。ゆっくり
トラック動き出す。嬉しそうに？ハイになってしゃべりまくりの女の子とか。
２，３分走って停止、側面扉ゆっくり開放。モデル住宅、芝生を背景な路上で
芝居開始。「サティスファクション」でなんかダンス。それよか、虫の音が大
音量。涼風。なんか和むねこ。そのうち、下手？から舞台用25tonトラックが。
おーとちと驚くお客。ここで、扉が閉まるときは注意、虎マークひもを出すの
で、外に手をださないでとか。
で、がーと側壁扉が閉まり、暗転また走り出す。両脇とか外からの音楽に妙な
臨場感あり。住宅展示場内を移動しながら、場面展開するのね。丘陵に立木
一本な芝生広場。側面扉が開き、視界が急に広がるのは嬉しい驚き。ここじゃ、
広場を走る役者と一緒に、客席も走って移動する。映画みたいで驚き、かっこ
いい。家を幻視する場面では、本物のログハウスを登場させる不思議（これは
ブリキの自発団の展示場公演で昔あったかな）。こんな芝居みたことなし。
もっといろいろできそうだなあ。面白い。
ラスト。カーテンコールをする役者たちを残して、客席は走り去る。いままで
暗転してた場所をずっと見せながら。こうなってたのかあ、てなとこ。
お話。麻薬運び屋のバイトをする女の子と、それになんだか巻き込まれちゃう
三角関係な男の子女の子達のあれこれ。芝居そのものは、平凡な感じ。さらり
としてて、お気楽に見られるのは○だけど。
開演までや展開でわくわくさせてくれる劇団ってあんまない。次回は、どこで
どんなにしてやるのかな。楽しみ。
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