カブ 9'thプレゼンツ「鮨」
＠中野ザ・ポケット (1999/1/29-31 4ステージ)
全自由前売り1500当日1800 ※高中3000円(3名分・問合せ先のみ)
作・演出：やべめぐみ 照明：市ヶ谷昌典 音響：熊野大輔 美術：D・ガパチヨ
衣裳：川口知美、北岡雅可、キクサコ ヒデアキ、ナカヤマエリ、野辺礼美子
速水由樹（Power）、ママゴトアンドゴッドママ
舞台監督：中島万紀 宣伝美術：小野陽子 制作：KOOL Stage Project
出演＜担当衣装＞：
矢部愛 ：体売ってます、超クール・ガアコ ＜速水由樹（Power）＋ママゴト＞
吉川由布 ：不倫でラブラブ、なんか不安・フナ＜キタサコヒデアキ 川口知美＞
[Electra OVERDRIVE]
村木浩之 ：自他認める？天才画家・ハバヨシ ＜北岡雅可＞
木下昌直[セキドウ]：とても器用・ミノルタ ＜キクサコヒデアキ 川口知美＞
東妙香 ：いいお友達・ハク ＜キクサコヒデアキ 川口知美＞
勝部陽子 ：コンプレックス一杯・マル ＜ママゴトアントゴットママ＞
吉田貴行[セキドウ] ：知的、いつも1人・エゾマツ ＜ナカヤマ エリ＞
降籏理恵 ：ミノルタの才能が好きな女子高生・サク ＜野辺礼美子＞
石田理絵 ：主婦だけど勉強したくて・ツマ ＜速水由樹（Power）＞
1999/1/31(日)晴れ 4:10-6:20pm(2'10) 前方より 客席満員(150人)
客層：20才代中心、学生ぽい子多し。女性過半数。
客入れ：最後方3列は「招待席」、ふーん？。
舞台。学校の中庭に面したロビー設定。結構はがれてるレンガ壁。下手に街灯と
中央に階段がある庭な屋外。上手に市松模様床にソファなロビー。その後ろに
階段と手すりで一段高く。
お話。絵画とか国文とかある専門学校。友達とつるんで、とりとめなくお喋り。夜
は校舎に忍び込んで昼の続き。恋する友達をやじうまに応援。1人好きな子は
孤独をかみしめ。クールな子達はそんな彼らを敬遠。才能を信じる人がいて、
あっても信じられない人もいて。ちくりと現実の苦味も感じるけど、お気楽でいい
加減な日常。４つの構成、スポットを当てる登場人物を変えながら。
ぽんぽんとお気楽、ばたばたと会話。最近じゃ珍しく、やんちゃにダンスシーン。
とりどりでポップ衣装。と長い舞台も飽きさせないリズムあり。エンゲキでがんばる
なこだわりがないとこもみせて、クール。おすまし顔の人物に時折覗く、痛みの
感情が印象的。才能がありながら、自分では価値が見出せない。身勝手に酷い
ことを言ってしまう自分を嫌悪。楽しい日々が刹那のものと見とおしている。とか。
学生な、時間無限なとりとめない進行は好き。なれど、短めにまとめ、感情を濃く
みせたほうが、より鮮烈で○とも思うねこ。
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