Go！Go！マグネグflowerモモンガ「真赤なソレイユ」
＠梅田 カラビンカ (1999/10/22-31 14ステージ） 全自由前売り1200当日1500
作・演出（シナリオ＋監督）：村田敦志 舞台美術：バッチ
照明プラン：戒田竜治[満月動物園] 照明操作：井村奈美 音響：谷口大輔[T&Crew]
選曲：ヌードルレーベル 衣装：しましまバンビ ヘア＋メイク：とみつるくうこ
フライヤーデザイン：PATdetective 制作：シライシカズノブ
出演：
羽賀友紀子[元遊気舎] ：西長子（東洋ルンルン地味社員。ミチル逃避行？に同行）
西山ヒナ ：紺ミチル（東洋ルンルン社長愛人。事件の張本人）
奥山どれみ ：児島あちこ（児島電気一人娘）、重役（裏切ったひと）
池野久美子 ：サクラ（心中したい子。トランペット好き）、重役
コリユリコ ：伊藤絹代（BBコンテスト毎年優勝者な美人）、
かっちょん（東洋ルンルンライバル社・仕掛け人）、重役
大澤範子 ：いっちょん（かっちょんの相棒）、重役
竹越道弘 ：東洋ルンルン社長、一郎（サクラの恋人）、ＴＶ ほか
菊地秀之[タントリズム] ：平丘昌晃（ロカビリー歌手）、川口哲生（クリーニング屋ご用聞き）
1999/10/31(日)晴れ 6:10-7:55PM(1'45) 前方より 客席超満員(60人)
客層：20才代中心。舞台の役者と同年代みたい。男女半々、２人連れ客がほとんど。
客入れ：開場40分前、ちと早すぎ（それ以前の回で混乱したのか）。荷物と靴まで
預かりと徹底。ベンチシートはぎりぎりの間隔で設置。大柄な人は辛かろうて。
15分ほど前からお客多くなり、遅刻客も含めて超満員。立ち見もあり（工夫すれば
座らせられるのに・・）場内整理は中央詰め一回、席が少なくなってから誘導あり。
Ｂ４パンフはしっかりカラーページもいれた小冊子。有為転変なお話を双六にしてて
笑い。
元世界一団の方（つってもわかんないねこ）が旗揚げした劇団。毎回、時代設定
とか変えた作品を上演。今回は映画を意識、50､60年代グラフィティを背景とした
作品。
舞台。50キャパ小スペースの半分を使用。船の舳先のよう舞台。二段雛壇の後ろに
カラフル横縞ペイントの壁と引き戸開口。客席と役者はもう至近距離。
お話。中堅服飾会社・東洋ルンルン。その社長のもとに脅迫状。爆弾仕掛けた、
いやなら１１億円ね。てんやわんや。実はそれ、社長愛人・紺ミチルがちょっと
困らせちゃおう、と企てたこと。受け渡し相手に指名の西長子、はそんな話を
聞いて、あーたふーたですわん。お金なんかどうでもいいし、とともかく無理矢理
にしてミチルは長子と逃避行。途中で拾った、ロカビリー歌手が東京一旗というの
で、じゃあ東京、とまあ気分次第。途中、心中浸りきりな２人を勇気づけたり、
美人コンテストにでたいのだ、したり。まあ呑気に犯罪逃亡者。そんな頃、東洋
ルンルンの乗っ取り企むヤツの影。ライバル会社の怪しい２人が、ミチルを誘拐
して・・。
素直楽しい、１００％娯楽作。快調、ノンストップ・ジェットコースターな進行。
行方知れずで事件にいつも出くわす、王道な楽しさが楽しい。映画みたいな細かい
カット割のてきぱき転換。あちこち視点を変える、こだわりカメラワーク演出。
を少人数でこなしてて○、でご苦労様。
音楽、衣装のあのころグラフィティはこだわり２。衣装替え多いのも、おしゃれの
証。小道具がお茶目。運転手は、自動車模型を頭にかぶりん。そのトランクから
ミニチュアのバックを取り出してお芝居、とかわいい。それはないだろうな、
エンゲキしてる無茶運転とか遊びも愉快。他「ＴＶな人」がなんどもON/OFFさせ
られて「かわいそう」とか、もまた笑い。これで映画より安いんだから、今が
お買い得とおもうねこ。
役者。キャラくっきり個性的。テンション高く、とばしていい感じ。羽賀さん。
マンガしてるほどに表情くっきり、ハイテンションどたばたぶり。愛嬌ありまくり
な様に思わず笑い。菊池さん。いい男ぶり、勢いあるのも○。ギターはホントに
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