＠表参道 スパイラルホール(2004/8/18-30 16ステージ）23休演
R-12指定 指定5000円 特別テーブル席6500円(ワインハーフボトル、おつまみ付
20席限定）当日 各＋500円
構成：キュピキュピ グラフィックデザイン：江村耕市 造形：木村真束
演出・映像：石橋義正 スタイリスト：中西陽子、中西恵子
技術監督：關秀哉[RYU] 美術：斉藤正樹 佐藤誠、倉持充成[清水オクト]
映像：主藤芳郎[ビズテック] 照明：関口祐二[バランス]、菅原勇治[フルハウス]、
宇佐見浩一[ユーケイストライクス] 音響：田中裕一[サウンドウェッジ]
舞台操作：丸目恵美 楽屋：佐野寿衛子 記録：野村沙希子
制作チーフ：前田圭蔵 制作：服部聡子、川口真人
企画・製作：キュピキュピ http://www.kyupikyupi.com/、カンバセーション
出演：
分島麻実（Vo.）
河村禎子、野川沙希、小森里子（ダンサー） かおり（Nude Dancer）
北川有己（Fish Head） 高尾憲二（Kayo-dancer, Perc.）
Kayo Gakudan
能澤洋子（Vn.8/26-30）、功刀丈弘（Vn.8/18-25）、古味寛康（コントラバス）、
寺田ちはる（アコーディオン）
2004/8/29（日）小雨 2:07-3:58PM(35/休22/54）中段より 客席6割（180人）
客層：20-30才代中心に中年層も。カップル：単独＝２：１。ドレスアップの子少。
客入れ：入口前階段から動くインスタレーションで飾り。３０分前ロビー、１０分前
ホール開場。ロビーもまたポップに飾り。かっこよさげなウェイトレスが缶ビールを
売り歩き。ボーイさんから場内の飲食可能（喫煙）とアナウンス兼販売促進。
同ウェイトレスは、場内にシンメトリイに常駐して、案内と給仕を継続。
最前に４人がけテーブル席６、以降Ｇ〜Ｍ列が平床、Ｌ〜Ｔ列がひな壇に椅子席。
後方はほぼ空席。舞台が高いので見切れはなし。折り込みパンフ。B5 １枚に出演者
、スタッフ。別紙で物販案内。写真集パンフB6 800円。今公演写真パンフB4 500円
文字情報がなかったので見送ったねこ。ほか、ポストカード、ポスター、ルミカ
（蛍光）カード、Ｔシャツ3500円、ハーフボトルワイン1500円、ＤＶＤ5040円。
バーカウンターではオリジナル・ドリンク販売。
京都のアート系パフォーマンス・ユニット、初見。
会場。両壁に巨大スクリーン。凸に突出したステージの正面壁はマジックミラー。
バンドは上方両サイド。上手にバイオリンら３人、下手にパーカッション（奇抜な
メイクと衣装。演奏の巧さは◎） 客席に降りろといった演出はなし、替わりムー
ディなウェイトレスがパフォーマンスの一部のように給仕。
構成。歌唱＋ダンス＋ビデオの合間に、折り目正しくＭＣ挿入。曲は昭和歌謡を
中心に種々。ビデオは文字やシンボルのコラージュ中心。
お茶の間感覚にポップなキャッチュさ添え。歌唱、演奏、ビデオ いずれも上等に
仕上げて、ほろ酔いな浮かれ気分やよし（お酒相伴企画、さもあり）。「めくる
めく」の期待如何で印象左右されそう。全体のグルーブ、疾走感よか、個々の派手
やかさにポイント。それも親戚家族もグラス片手に、すらっと手拍子な高揚感が
得られる程度に止め。会社帰り、休日のお楽しみに○。会場はでかすぎ。食事が
できるオープンスペースの劇場条件で他がなかった？。すきま風な空き空間はどう
しようもなく、1/3容積のアートコンプレックス＠京都で観たかったねこ。
美空ひばり彷彿、アルトの声が素敵なお姉さん・分島麻実さん。歌上手い、日活
不良映画風の歌（謎の女や牙のバラード）に痺れさせられ。はんなりと和みＭＣに
育ちの良さが伺われ。ビデオは「めくるめく」けど、生理的に嫌み成らず、スムー
スでいい感じ。「天城超え」では文字爆発効果の茶目っ気に笑い。ダンサーはもっ
と前にでて絡んでもよさそう、距離感がもどかしい感じ。バンドはバイオリンと
パーカッションに圧倒感あり。もっとソロが聴きたかったねこ。
構成覚え書き
・ビデオ 側壁に三面ビデオ。看護婦、窓越しの裸婦ら、やや危なげな、でもポップ
なエロ振りまき。左右壁で前後面を入れ替えてるので、首を振れば全部みられる
仕掛け。
・ビデオ 遊園地のアトラクション前説よろしく。ビデオに管たくさん頭の男登場。
派手やかな外観に似合わず、丁寧なボーイ口調。お疲れ様でマネージメントをして
おります「宇宙の皇帝」です。バーカウンターにお酒。スペシャルオリジナル
カクテルとして、かなり強い「スーパーメガハード」、かなり弱い「スーパーメガ
ソフト」がございます。携帯電話を切るお願い、切らない人は必ず電話がなります
！！（に場内笑い）。
・ダンス 正面のマジックミラー越しに踊る三人。金ぴか、△ブラジャーのとっ先が
光るセンターと、サンバイザーで顔を隠したボディスーツの両脇ダンサー。
・M1 「セコハン娘」（笠置シヅ子）
衣装なんだっけな？で1曲、映像は丸くレタリングのキョピキュピ ロゴ。
こんにちは〜と場内くまなく、丁寧にあいさつ。ようこそ。公演も残すところ、
あと２日。夏だったのにすっかり秋めいて。今日は雨。ある中国人漢方医の情報
によると、風水では、雨の日の外出は金が身に付くとか。皆さん、おめでとう
ございます。
先ほどのビデオで、ロゴマークがみなさんの脳に刻みつけられました、おめでとう
ございます。めくるめくキュピキュピの世界へようこそ。
・M2「夢見るシャンソン人形」
映像わすれたねこ。M3とメドレー。
・M3「謎の女Ｂ」（曾我町子）
正面マジックミラー、左半分にＢ文字と女のシルエット、右にＡ文字とフィッシュ
ヘッド、歌詞に合わせてスイッチング登場。倒錯世界をひしがれた声でムーディに
歌い。
Ｒ−１２指定でお送りしております。もしや、お子様？いらっしゃいませんかぁ。
以前、かぶりつきのテーブル席に12歳かな？なお子さまがいらしゃっとことが
（赤ん坊の声が場内に）。うーん、今赤ん坊の声が！？。ちょっと動揺しており
ます。つまみ出すわけにはいきませんし。まあ、その程度の指定でございます。
これからは…大人の時間です。
・M4「牙のバラード」（梶芽衣子 映画「戦国ロック・はぐれ牙」挿入歌)
マジックミラーの向こうにヌードダンサーが半透過にみえ。映像忘れ。しゅ〜ら〜
じ〜ご〜く〜♪、ねばっこい声でたっぷりと。
ご紹介したい、ある生き物がいます。パーカッション、歌謡ダンサーカモン！。
パーカッションソロ、ばりばり。（司会声になって）人生浮かれていくんだ、
だから後で御難に遭うんだよ（だっけ？）。わかっちゃいるけどやめられない。
・M5「おまつりマンボ」（美空ひばり）
映像忘れ。
休憩
・バンド・インスツルメンタル ヴァイオリンたっぷりとタイースの瞑想など。
・ビデオ＋ダンス
２部
・M6「フラワーサンデー」
映像。カクテルグラスと女をコラージュ。
どうでしょう、このお着物は（色見本？なモザイク模様、袖の内側にありがとうござ
いますの文字）。製作は「宇宙の皇帝」のお父様。自ら染め抜かれた、ありがったい
お着物。ベルトは私の父親から譲り受けた、魔法のベルト（バックルのキュピキュピ
マークが光る）。つけていくと震えて脂肪がなくなっていきます。それと額に光が
くるくると回る電飾をつけ。
今日は特別にこのブラジャーの秘密をお教えします。これは漏斗でできたおります、
さらに脂を差す道具を先につけています。これはねじでとれる（やってみせる）。
いい漏斗は、ひなびた商店街の小さな金物屋さんににあります。皆さんも探してみて
ください。さらに、ミラクルに、スペクタクルにまいります。
・M7「黒猫のタンゴ」（皆川おさむ）
映像わすれた。一面ブルーの照明。ヴァイオリンかっちょよし。
キュピキュピ販売促進のコーナー（一つずつ説明）。では、歌い上げていきましょう。
・M8「メケメケ」（美輪明宏）
マジックミラーの越しに男女の姿。パーカションのリズム○。
パッヘルベルのカノンに私が歌詞をつけました。
・M9「カノン」
映像。星々を背景、太陽系、惑星の間をゆったりと巡る遊覧飛行なＣＧ。
いま、みなさんはしんみりとされています。なにを思っているのでしょうか？。昔の
恋人、子供の記憶、締め切り…。そんな場合じゃありません、これから盛り上がって
いきます。お待ちかね、「噂の恋」のコーナーです！。趣向の説明。さびの直前に
わたしがあえぎ声を出しますので、一緒にあえいでください。京都で大人気のコー
ナーです。マイクを差し向けられた暁には、必ず必ず(繰り返す)。
・M10「噂の恋」（内田高子）
ヴァイオリンのりのりソロ。小節を利かせた演歌歌唱に、客席手拍子。野太い声の
あえぎも交えて、おつき合いする客席。
素人思えないすばらしいあえぎ声のお客様に拍手。ぜひ家で復習してください。
さて、踊り子勢揃いです。乳先光るの異名をもつ、河村禎子…とダンサー紹介。
フィッシュヘッドは過酷な家業。暑い苦しい痛い、そして大変孤独。前がみえません
から。ご遠慮なく越えかけ願います。みなさんのご声援だけが頼りです。
・M11「頼りにしてまっせ」（森繁久弥）
映像。映画マトリックスのような、文字の雨。
いよいよ最後の曲と、宇宙の皇帝から説明。曲の最初のほうで「天越えてるかーい
？」と問われましたら、みなさまには「天ぎってるよー」と応えて頂きます。曲の
最後のほうで「天城ごーえ」のえのところで「イエイ！」とお願いします。
・M12「天城越え」（石川さゆり）
映像。「天城」をローマ字、漢字ほかで３Ｄ−ＣＧで、高まると文字は爆発する
・M13「夢見るシャンソン人形」インスト〜歌唱。
ありがとう、さようなら。バンドマンに拍手。
アンコール曲「ヘイヘイブギー」（笠置シズ子）
笑う角にはラッキーカムカム♪ 。ご陽気に締め。
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