＠中野 中野 ザ・ポケット(2007/8/15-19 8ステージ)
http://www005.upp.so-net.ne.jp/thepocket/shisetsu/pocket/pocket.html
全指定 前売3200円 当日3500円
作・演出：赤澤ムック 舞台監督：中村貴彦 美術：吉野章弘
照明：奥田賢太（オフィスダミアン） 音響：筧良太（SoundCube）
衣装・小道具：西荻カナリア工房 看板画家：天野耕太
宣伝美術：冨田中理(SelfimageProdukts) 楽曲提供：長谷川哲史
ステージング：渡部寿里(J-TAP♪) 制作・企画製作：黒色綺譚文鳥派
http://www.kokusyoku.com/
出演：
眞藤ヒロシ ：原田千早（ちはや 壊れたカメラで記録する少年）
牛水里美 ：松山末乃（すえの 千早の幼なじみ兄妹同然）
板垣桃子 ：滝川羽巳（はやみ 末乃の母 人間ロケット）
本間ひとし ：稲葉茉俊（まつとし サーカス団支配人）
斎藤けあき ：小川なつ
升ノゾミ ：高砂マツ
中里順子 ：篠原しのぶ
辰巳智秋[ブラジル]：逢坂カズラ（巨漢 後レスラーとして人気者）
山下恵 ：若名ゆき（カズラの恋人 空中ブランコ乗り）
吉川博史：露ギリオ
尾上CHeRRy覚ノ新[銀鯱マスカラス]：戸田シラジ
潮見諭 ：滝川督郎（サーカス団団長）
赤澤ムック：小倉みゆき（団長の愛人）
芝原弘 ：八重シゲ
町田彦衛：奥山アキ
2007/8/17(金)猛暑 2:00-3:50PM(1'50) 最前方中央 客席ほぼ満員(150人)
客層：20歳代中心、単独客多め、男女半々。
客入れ：満員御礼の大垂れ幕あり、全指定席最前Ｃ列。誘導随時あり、諸注意のアナ
ウンスとか丁寧。折り込みチラシ結構。折り込みパンフ A4 3ページ。挨拶、
配役、スタッフ、予定掲載。次回公演。3月「葦ノ籠 アシノカゴ」＠青山円形。
物販。台本1800円 DVD予約4000円 カーテンコール1回。
奇妙なタイトルはアフリカ原産の植物？。
舞台。パッチワークな天幕に囲まれたサーカス小屋。中央支柱まわりに円形広場な
ステージ。元祖ピエロ、珍しい子象など登りが周囲。
お話。解散したサーカス、小屋だけを残り一座離散。しかし団長の妻だけは居残りを
決めていた。案ずる元団員達は旧交を温めつつ面倒をみるが、彼女はしだいに狂気を
つのらせていく。サーカスにかけた夢と、それだけでは生きていきない現実を交錯
させながら描く、追想の物語。
現実と演劇の夢を描くアングラ劇かと思いきや、さにあらず。思いの外にストレート
プレイ。苦しい現実に足踏みする人々のやりとりに、芝居も足踏みの感。終盤、
大きく展開するけど、全体低調。桟敷童子・板垣桃子が副団長役。津波に巻き込まれ
たような、狂乱ぶり○。
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