なごむ座敷客席 歴史を感じさせる劇場だね
劇場弁当1500円 サービス揉み出し茶付きを食べながら開演待ち
ライスチョコ達にまけじと、チロルチョコ忍者達出動。
チョコ配る配る
中村さん人気者。チョコもらってました。
ムネトさんとの記念撮影には待ち列が。
＠福岡県飯塚 嘉穂劇場(2007/11/2-4 4ステージ)
http://www.kahogekijyo.com/
一階指定席 4000円 二階指定席3500円 二階自由席2800円 升席（5名）16000円
作・演出：大塚ムネト
舞台監督：松本幸一 照明：荒巻久登(シーニック)
音響：インテグラル・サウンド・デザイン かぶりモノ造型：大塚ムネト、荘介亭
衣装・ヘッドドレスデザイン：とまと 衣装；津方恵子（スタジオ1）
殺陣指導・演出補：次賀慎一朗
太鼓演奏：蜜蜂（鶴賀皇史朗、国武彰、中村広美、室川圭介）
宣伝美術：大塚ムネト 宣伝イラスト：庄子智湖 宣伝写真：藤本彦
制作：立石義江、永渕瑛美 プロデューサー：堀英明、石川鉄也
主催・製作：ギンギラ太陽’ｓ、アンミックスエンタテインメント、ピクニック
出演：
大塚ムネト：白長老（ホワイトチョコ族）、博多ぶらぶら、タチバナ菓子機 他
三坂恵美 ：月姫（ホワイトチョコ族）、母玉 他 *[劇団ぎゃ。］
中村卓二 ：チロル十円ベエ、ひよ子侍 *[P.T.STAGE DOOR］
次賀慎一朗：米隠チョコ蔵（ライスチョコ族）
上田裕子 ：古々（ライスチョコ族）、とよのか 他
林雄大 ：チョコラート神父 他 *[アクティブハカタ]
杉山英美 ：噛み姫（放たれしモノ）、母チロル 他
中島荘太 ：父チロル、ブラックモンブラン 他 *[劇団「坂口(仮)」]
立石義江 ：茶々婆、ひよ子ちっこいタルト 他
古賀今日子：玉千代、きな子 他 *[che carino!/che carina!]
末廣真奈美 ：十円丸（十円ベエ弟）、きい 他 *[劇団「坂口(仮)」]
吉田淳 ：茶侍、米麻呂（華族）他
石丸明裕 ：放たれしモノ、米麻呂、モノクロテレビさん 他
藤原政博 ：放たれしモノ、父玉
新田玄 ：米麻呂 他
石橋整
釣嵜新平
富田文子
山口茉莉
庵原陽子
新開裕樹
靏野量
2007/11/4(日)晴 1:07-3:25PM（2'13）1F中段中央 客席ほぼ満員(1000？人)
客層：20-30歳代中心、家族的な幅の広さ。男女半々。
客入れ：靴を脱いで袋にいれて入場。１Ｆ枡席（桟敷）、４人席と５人席あり。
２階は自由あり。場内誘導丁寧にあり。客電が暗めなので、本読みぎりぎり。
１５分ほど前から恒例の写真撮影会開始、チロルチョコ配りながらぱちり。
次いで、和太鼓グループ みつばちの生演奏で盛り上がったまま開演。
折り込みチラシ少々、パンフ、鉛筆ともビニール袋入り。折り込みパンフ ○２３cm
十円ムード衣装にイラスト。お題お菓子で一言。顔写真付きで最近になく？、
配役付きでありがたい。次回公演。1/9-14＠天王洲銀河劇場「翼をくださいっ！
さらばYS-11」 物販。DVD「南国から来た寒いヤツ」＠当劇場 特価1000円で
飛ぶように売れていき。 カーテンコール 5分2回 客席から熱心な拍手。恒例の
役者紹介はなし。
お菓子ゆかりの地での「痛快チョコ時代劇」。当地飯塚は、江戸時代の南蛮貿易で
砂糖が運ばれた改造沿いにあるとか。石炭産業隆盛時、炭坑夫達は甘いものを好み、
名菓続々が生まれという。全国展開したチロルチョコやライスチョコが、筑豊発祥
とは知らないかったねこ。
会場、舞台。回り舞台、花道、せりやすっぽんと歌舞伎機構をフル活用。すべて人力
というから大変。冒頭、巨大10円オブジェが登場、ぱっくり割れて役者出現のお約束
演出あり。
お話。お子様菓子の覇権を巡り、九州の10円チョコ達が苦闘を重ねていた頃、北海道
で画期的な白いチョコレートが生まれていた。新しきチョコの一族は白も黒も茶も
分け隔てなく暮らす理想郷を夢見るが、それも純チョコ原理主義のチョコラート教団
によって潰えてしまう。
まもなく彼らの手は九州に及び、チロルチョコの若き長は破れ、白と黒に人格（チョ
コだけど）を二分されてしまう。黒はチョコラートに組みし、白は捨てられてしまっ
たお菓子達・放たれしモノのなごみの里に一時身をよせる。苦悩する若き長。混じり
合って新しい美味しさをつくることのどこがいけないのか。「スイートだけに甘い」
夢を見ながら、苦境を嘆くチョコ達に、包み紙の女王(実はチョコラートと同じく
南蛮渡来・帰化した砂糖）は励まし、力となる。
しかし、旧友、今は敵のチョコラートと操られる者達との闘いに思いは複雑。彼らは
新しき美味しさをつくる志・カカオ魂を共にする者達、敵であっても敵ではないから
だ。心優しくも弱き心をもつチョコ達の裏切り、敵味方と袂を分かつ恋人達の悲恋ら
事情が込み入る中、チョコラートとの決戦の火蓋が切って落とされる。
ギンギラ太陽's絶好調、弾けるエンタメの魅力。客席グルーブ、いやがおうもなく、
アップ。矢継ぎ早のきっかけ、早変わり、満載の仕掛け。華やか衣装と面白かぶり物
数々の名台詞、決めどころと役者のしどころ目白押し。そして地元密着のねた、風刺
親しみも歴史を背景にした深い物語。全篇に溢れる、筑豊のお菓子業界に共感した、
ヒューマニズム（チョコだけど）の暖かな視点。菓子達の重大事「賞味期限切れ
＝死亡」の向こうにある作り手の真摯な姿。物語、史実、時事ネタ、ガジェットと
盛り込みすぎ気味も、熱い思いで溶かし込んで(チョコだけに）、消化不良を
感じさせず。歌舞伎劇場にこそ映える、お芝居集大成な「ギンギラ太陽's 歌舞伎」
よくできました。
役者。おなじみのキャラ芝居で安心。過去キャラまでサービス。古賀さんの初めて？
見せるダークヒロインぶりにほよよ、びしっと決めてかっこよし。
なごむ座敷客席 歴史を感じさせる劇場だね
劇場弁当1500円 サービス揉み出し茶付きを食べながら開演待ち
ライスチョコ達にまけじと、チロルチョコ忍者達出動。
チョコ配る配る
中村さん人気者。チョコもらってました。
ムネトさんとの記念撮影には待ち列が。