＠天王洲アイル 天王洲銀河劇場 THE GALAXY THEATRE(2008/1/9-14 8ステージ)
http://www.gingeki.jp/index.html
全指定6000円
作・演出・かぶりモノ造型・宣伝美術：大塚ムネト
舞台監督：松本幸一 照明：荒巻久登(シーニック)
音響：インテグラル・サウンド・デザイン 宣伝イラスト：庄子智湖
宣伝写真：藤本彦 宣伝：清山こずえ 制作：羽田野裕義、西山由紀子、永渕瑛美
制作協力：伊藤達哉、三宅規仁、西川悦代（ゴーチ・ブラザーズ）
プロデューサー：市毛るみ子（アミューズ）、堀英明、石川鉄也
主催：アミューズ 後援：福岡県 福岡市
特別協力：（株）パルコ、（株）クリエイティブオフィスキュー
製作：ギンギラ太陽'ｓ、アンミックスエンタテインメント、ピクニック
企画・製作：アミューズ、ピクニック
1/9-10 TEAM NACS 森崎博之氏とアフタートーク
東京初演 東京再演 2005/10/7-10 2008/1/9-14 PARCO劇場 天王洲銀河劇場 4ステージ 8ステージ ほか福岡、大分、宗像 4500円 6000円 1時間55分 2時間3分 主な配役（かぶりものは多い役者は８つはあるとか） スカイマーク１号機：古賀今日子 ← [che carino!/che carinal!] ＹＳ−１１ ：大塚ムネト ← ＪＡＳ ：中村卓二 ← [P.T.STAGE DOOR] ＪＡＬ ：田中慎一郎 林雄大 ＡＮＡ ：彰田新平 ← Ｈ２兄 ：中島荘太 ← [劇団『坂口(仮)』] Ｈ２弟 ：新田玄 ← スカイマーク５号機：北川宏美 石丸明裕 雁ノ巣飛行場 ：杉山英美 ← 第２ターミナル ：上田裕子 ← 長崎空港 ：北川宏美 ← 佐賀空港 ：杉山英美 ← 第１ターミナル ：立石義江 ← 福岡国際ターミナル：上野亜由美 三坂恵美 送迎バスほか ：吉田淳 ←
2008/1/13(日)晴 2:15-4:18PM（2'03）1階前方下手 客席9割(650？人)
客層：20-30歳代中心、お友達連れ多め。女性過半数。九州遠征組？もちらほら。
客入れ：当日券あり、2，3階席に空席。コックピットより諸注意アナウンス。開演
までは写真撮影自由。ロビーで、YS-11最終便搭乗ビデオ放映中、アナウンスあった
かしら。開演定時5分前から、おなじみ西鉄バス軍団が劇場占拠し、写真撮影大会。
中央線が架線事故だかで1時間停まっていたため、開演15分押し。電車の遅れを
なんでバスが謝らなきゃいけないんだと、笑いを取り。他の劇団や上演中は携帯断を
ちゃんと釘を刺し忘れず。折り込みチラシそれなり。折り込みパンフ A4 1枚。
前回公演から掲載の配役は今回もあり。グッズＰＲ。ほか、物販。10周年記念
パンフ B5 36ページ 1000円。オールカラー。YS-11と関連記事。配役と顔写真
付き役者コメント。松本零士×大塚ムネト対談収録。ぷくぷくシール500円
ロゴシール200円 Ｔシャツ2500円 ストラップ（売り切れ）600円ｎ 缶バッチ
200円 手ぬぐい800円。 カーテンコール6分2回。
待望の東京地方公演、それも「翼」再演。開演前に暴れる西鉄バス軍団に待っていた
よと声かける客、ねこ周囲に少なからずあり。暴れん坊と笑み交わす楽しいひととき
なり。濃厚な地元ネタが比較的少なめの「翼」だけど、冒頭の人工島ねたはくっきり
と部分受け＠九州遠征組。ねこも知らず、ここをよんで得心。
舞台。後方一段高く、中央に開口のおなじみ。
お話。寡占する大手と苦戦、ぼやきも出ちゃう新規参入スカイマーク、まだ飛べるの
に引退を余儀なくされたYS-11、福岡空港一人勝ちにうっぷんため込む九州の女空港
達、願い叶わず翼をもがれた戦中戦後の航空機達と、彼らを見守り続けた母たる空港
… 飛ぶ事への思い溢れるモノ達のドラマ。
素敵な贈り物のようなラストに感涙。航空管理センターとして廃港から蘇った母たる
雁ノ巣飛行場を織り込み、大団円に完結。不思議な縁が巡る物語(史実)が多い、ギン
ギラの舞台でもこれはちょっとした奇跡かも。「モノ」を通して、飛ぶことに関わっ
てきた人々の思いが浮かぶこの舞台、その心の結晶をみたようで幸福な心持ちになる
ねこ。
子供も楽しめるてんてこ舞いな展開、声高でなくも胸に落ちる理不尽な戦争や社会
へのまっすぐな史観ら、広くまた深い味わいやよし。福岡では持ちキャラ・初演と
同じ配役は変わらず闊達、リピータには再会がうれしいところ。銀河劇場の広い空間
もなんのその、滑舌の良さ、大らかな演技には改めて驚かされるねこ。
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