@下北沢 駅前劇場(2008/2/14-17 7ステージ)
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指定 前売3500円 当日3800円 自由 前売3300円 当日3600円
作・演出:江本純子 舞台監督:安田美知子 照明:伊藤孝(ART CORE design)
音響:加藤温 美術:伊藤雅子 映像:奥秀太郎 衣裳:胡桃澤真理
小道具:清水克晋(SEEMS) 音楽:鳥羽ジャングル 演出助手:田島冴香
チラシイラスト:森香織 制作:照井恭平(毛皮族) 企画・製作:毛皮族
出演: 羽鳥名美子 :トットさん(白柳徹子 はきだめ商事総務課OL) 金子清文 :阿久津係長(はきだめ商事総務課 係長) 高野ゆらこ :柏木 (はきだめ商事総務課 OLの頭(カシラ)) 高田郁恵 :谷 (はきだめ商事総務課 柏木の舎弟OL) 矢野佐千子(四街道家の家政婦) 菊地明香 :桜田 (はきだめ商事総務課 柏木の舎弟OL) 柿丸美智恵 :千代丸(はきだめ商事経理部 トットを強請る巨漢OL) 阿久津夫人(ふれあい会会長 阿久津係長の妻) 武田裕子 :山崎 (はきだめ商事経理部 リーダー格OL(宮家出身)) 四街道夫人(四街道の妻) 中林舞[小指値]:斉藤…はきだめ商事経理部 山崎の舎弟OL) 江本純子 :四街道(はきだめ商事経理部・部長 トットの愛人) 主婦A(財千 野心的な主婦。ブリーのつもり) チャーリー鈴木(トンガ王国特別顧問、を名乗る) 延増静美 :主婦B(田中 冷静な主婦 スーザンっぼく) 平野由紀 :主婦C(渡辺 俗っぽい主婦。ガブリエルっぼく) 細井里佳 :佐々木(雑魚的な主婦。リネットでもなく)
2008/2/16(土)晴 7:08-9:16PM(2'05)上手前方 客席超満員(140?人)
客層:20-30才代中心、中年層ちらほら。男性過半数。
客入れ:最前桟敷、C-D間下手ベンチ(上手花道)、ほか椅子席。横15-17番と壁際
までみっちり。おかげで端席は開演間際まで入場を待たされ。開演前アトラクション
なし。最前列は降りものとかあるので自己防衛要。折り込みチラシ結構。パンフ B5
3ページ。配役、スタッフ、予定掲載。次回公演。9/27-10/5千夜一夜のような物語
「暴れて嫌になる夜の連続(仮)」@TOPS
物販いろいろ。役者写真パネルを3000-10000円で販売。幾枚か売れた模様。
カーテンコール あっさりと1回2分。
久々の小劇場てんやわんや公演。アイドル・町田マリー、女王・澤田育子の出演なし。
舞台。さび色壁と幅広窓があるオフィス。事務机にモニター、課長のPCは盆栽型。
「大きな刺激、小さな悪魔」とか意味不明標語。幕を引いて戸外場面。大型のプロ
ジェクタで背景やら、舞台幅一杯に投影。
お話。不倫相手の課長から横領金を預かるOL。社内OLの覇権争いに巻き込まれ、
恋人の心はおのが野心に傾き、愛から離れるけど、健気気丈。課長妻達は、婦人会
会長の座を巡っての白い巨塔な駆け引き。一般妻達はドブさらい奉仕ですったもんだ
またそれぞれに私利私欲。会社と家庭、仕事と恋らで、出会わないはずの彼らが出会
う。その有為転変を描くミステリー、なのかしらん。
ええ加減ないい加減さ◎。欲望がままにしたい放題な、江本純子の本領発揮。伏線
とか置き晒して、平気の平左。アナーキーというより、てらいのない無責任さが過去
最大に展開してて素敵。
応える役者陣は個性を遺憾なく発揮。80%男子な高野、脳が溶けそうに脱力・武田
真面目な勘違いぶりが愛らしい・羽鳥。ねこお気に入りの柿丸様は、堂に入った
はくち的デブキャラぶりをやりこみ。嗚呼、こちらも脳が溶けそうで◎。冒頭の胸に
ニプレス姿でまず観客の目を釘付けチ、その後の歌とダンスの駆け抜ける勢い○。
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