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 歌舞伎座 歌舞伎座百二十年 八月納涼歌舞伎 三部「野田版 愛陀姫」(2回目)

 @東銀座 歌舞伎座(2008/8/9-27 19ステージ)
 http://www.kabuki-za.co.jp/

 データは1回目レポート参照

 2008/8/25(日)雨 7:51-9:09PM(1'18)一階最前方中央 客席満員(1950人)
 客層:かぶりつきブロックは有閑、セレブ、熱烈ファン?混合で独特雰囲気。
 客入れ:一幕見は入場制限を掛けたのか、ほどほど目一杯。当日券不明。2幕休憩の
 めで鯛焼は長蛇の列も、3人前で売り切れ宣告、がっかり。あと、初日付近と掲示など
 変わらず。

 スズナリなロケーションで2回目観劇。
 
 かっちり、よくまとめたなと改めて。損な役回り印象の勘三郎、しかしこんな真摯な
 女形芝居をみたことなし。愛するほどに相手を破滅に追いやってしまう女を演じて○。
 愛陀姫・七之助の一途さもまた、良く通る澄んだ声がひとしお。動く屏風背景は安定
 感まし、一方愛陀姫の心を写したかのように揺れて効果的(川面場面)。
 インチキ祈祷師・福助はまことはまり役、常に観られるはっちゃけぶりは愉快。

 音楽メモ。ラダメスのアリア「清きアイーダ」、「凱旋行進曲」を種々アレンジ。
 後半はマーラーの交響曲5 4楽章(アダージェット)
 

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