＠綱島 スタジオクロちゃん(2008/9/23 1ステージ)
前売2000円
企画・発案：首くくり栲象 構成・思わく：黒沢美香 舞台監督：大迫英明
チラシ：木檜朱美 テキスト書：黒沢美香 版画：南呼び子
パンフ：吉川恵子、後藤繁茂る 花：下田栄子 おもて：恩田香
座布団作成：南呼子 滝口美也子
制作：リナ・リッチ 主催：黒沢美香＆ダンサーズ 共催：スタジオクロちゃん
出演：
「メッセージ(1)」13分
余越保子＋黒沢美香
「亀2」64分
黒沢美香、余越保子、糸川明子、吉川恵子、吉田由紀子、松之木天辺、
青山貴子、木檜朱美、関準太郎 ほか
2008/9/23(祝火)晴 3:03-4:23PM(13/64)長手中央 客席ほぼ満員(55人)
客層：20歳代〜中高年まで幅広く、女性過半数。
客入れ：整理券なし。桟敷1、ビールラックに座布団ベンチ1。1回目より10席以上
増席。今回は入口より短辺側席が全体がみえてよかったかも。ダンサー遠いけど。
ドリンクサービス、荷物預かりあり。折り込みチラシ少々。パンフ リボンで結んだ
巻物形式。1回目と同じ挨拶とプログラム、スタッフ。次回公演。来年1/12と25。
真冬公演となり。
自然光、音楽無しでダンサー生一本だった第一回。緩やかに突発する題目は「亀」。
今回、２と銘打ち、しかし「亀」も黙っちゃいない、午睡ばかりではいさせないと
多彩に活性化した第二弾となり。
振付家でもある余越保子と黒沢美香のデュオ。ミニマルな動きに予想できない小芝居
付きの「メッセージ」。緩やかに自発、時に反応し会う「亀」は、「メッセージ」
同様黒沢美香のコメントが入り、松之木天辺を加えて歌あり小芝居ありの家内バラエ
ティ構成。ゆるやかなコンタクト、自発する個性を基本に予測つかぬちょっとスパイ
シーな味付け、趣向が楽しいねこ。
「メッセージ(1)」
2人離れて正対。黒沢から、屈み延び、手を口と手に時折当てながら。確かめるよう
な動き。2人移動。余越は水を張ったたらいに手刀入れた後、かき混ぜ。黒沢は床に
置かれた金のネックレスを首にかけ。2人手を広げ、横にユニゾン。床に座り、
後ろ手で後方にずりずりとゆっくり移動。余越がピアノに座り、音にあわせて黒沢が
ハーンと声出し。ずいぶん進みましたと黒沢寸評。ピアノ・レッスン？。立って、
2人、突然じたばたと喜色満面でユニゾン。
「亀2」
青山入り、ピアノのライオン前にじたばた、関が屈曲、歪みながら立ち。青山、大き
な振りで動き。2人は危うく〜ゆったりと動きながらバランス。その他のダンサーは
揺れる、足踏み、ひずむ、窓外を見やるなどとりどり。3人足踏み、1人うろうろ、
もう1人は離れて足踏み、手で「足」踏み。関が飛び歩き、リズム。周囲の足踏みの
動きが大きくなり。
青山が揺れ、関だったか？と絡み、正対して共にかがみ込む。前屈した関の背中に
青山は仰向けで乗るなどコンタクト。はいの声でポーズ変更、しだいに倒れていく
4人。おおむね、床に寝てしまう。黒沢は合間に人形を置き、そのポーズをつける。
青山と関が立ち、ステップと回転などとりどりに動き。黒沢、苦しそう、堅いと人形
？ダンサー？にぽつり。
黒沢、木檜へシンボウ（なんといったか？）からやったらとアドバイス。なぜか、
私の父はロシア人と返す木檜。はいの声で横座りする数人、間にまた人形が置かれ。
黒沢、でロシア人がどうしたの？＞毛虫を殺したかも＞ロシア人ならそうかも＞
○鍋を食べた？とか。とんちんかんなやり取り。つくってきたことばかり言わないのと
黒沢、ちくりコメント(笑）。
木檜、横臥したダンサー達に、じゃあいこうか！と大声で発破をかけるが動かない
(笑)。黒沢、外で作業している松之木を、蚊に食われながらなにをしていると呼ぶ。
2人でピアノ前。キーを会わせて、松之木がいい声で艶歌を歌いはじめ。松之木は
その後、脇で足をたらいの水で濡らしたり。
立つ3人、座る2人。間を青山が動き。青山と？でデュオ、ポーズつけ。猥雑な楽団の
マーチ音楽。スタッフ？が股間に人形を挟みながら片づけ始め。歩行する2人〜4つん
這いと立って延び。松之木の歌止み。少数が残って動き。ポーズ付けで静止2人、
歩行3人、あと床座り。歩行、絡みのいくつかのバリエーション。突然、吉川？が
イタコです、口よせ開始宣言して、大の字で寝る。
ほか、回転、膝を叩くもの。吉川？に声を掛けて起こすがすぐ寝る、2度目に起きる
と、女ですけど、とぽつり。関と女？が残り。屈曲して起きる女？、横臥したままの
関。女？遠はやがて立つが、関はそのまま、突然四肢を広げてもとにもどるのみ。
女？はぷいと立ち、関はゆったりと座り。関と女？は並んで正座、まっすぐ茫洋と
前をみる。2人をそのままにダンサー紹介。
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