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 黒沢美香&ダンサーズ プレゼンツ「家内工場 事の発端 1月25日」第4回

 @綱島 スタジオクロちゃん(2009/1/25 1ステージ)
 前売当日とも2000円

 発案:首くくり栲象 企て:黒沢美香 舞台監督:大迫英明
 チラシ・はんこ:斎藤麻里子 パンフレット表絵:恩田香
 パンフレット花:下田栄子 主催:黒沢美香&ダンサーズ
 出演:下記

 2009/1/25(日)快晴 2:03-4:08PM(59/休12/54)後方より 客席超満員(55?人)
 客層:老若男女、中高年も多い大人客席。女性過半数。
 客入れ:受付でカイロ配布、無音作品でストーブ止める時用?。コート、荷物置き場
 案内。前回と同じ、桟敷1釣り椅子1椅子1ベンチ1とサイド席。ちょっと窮屈。
 折り込みチラシ少々。パンフ A4 両面 プログラム順番に変更あり。
 カーテンコール、振付家紹介とも1回。

 舞台。完全自然光の素舞台。ピアノ持ち込み式。
 構成。即興演奏、ダンス、朗読の演目は前回と同じ。構成と一部振付演出を変え。
 
 ゆったりとした午後に満ちる音、言葉、身体とダンス。自然光のスタジオでつくる
 柔らかい空間に、張りつめたパフォーマンスの数々が栄えて心地好し。個々の印象
 は第三回に同じねこ。

 1.桜井祥子/作曲・即興演奏 恩田香/振付「作ることこと壊すこと」 9分
   出演:桜井祥子(A.Sax)、松田卓久(Pf.)、青山貴子、糸川明子、恩田香(かな)
 前回にパフォーマを追加。まずはピアノ、素足でSAX吹き歩き。ダンサー2やがて
 3人がピアノに体を預けてポージング。2に離れ窓際、そえぞれの視線は交差しない。
 2.恩田香/振付「多田様〜浮世の憂いをも喰って輝く〜」5分
  ダンサー:多田慶子(多田様)、青山貴子(ハヤシ)、糸川明子(マツ)、
       恩田香(ハヤシ) 協力:後藤茂

 前回と一緒。扇子を脇にお辞儀して能がかりのだったりの動きの林と松。着物姿の
 多田様はお行儀悪くもお澄まし顔。

 3.長野れいこ/振付け「鍵穴」13分
   舞踊手:黒沢美香

 一部振付を変え。カセットテープを頭に載せて歩行、突然震え、跳躍。カセット
 テープをデッキでかける、後ずさり。手をじっとみる。窓際に立ち、体をゆっくり
 と横に捻る。震える。引き戸を開ける仕草。片足を出しながら、ステップ。周回。
 テープを裏返し、正面向き。

 4.南呼子/朗読「砂の本」22分 ホルヘ・ルイス・ボルヘス著 綾田一士訳

 前回と同じ。テキスト巻物を解き、ぐるりと巡らす。中央に立ち、朗読。
 椅子に座り、テキストを体に巻き付けて朗読。

 5.恩田香/構成「赤い女と黒い女」9分
  ダンサー:多田慶子、青山貴子(はじめの踊りと振り付け)、糸川明子
  協力:後藤茂

 前回と同じ、かな。赤い女、手を前にジャブ・打つべし。片足を大きくあげ。
 横臥して、ごろごろと転がり。バーでバレエポーズ。タイガー&ドラゴン♪。
 黒い女2人、傍観する、トゥ立ちステップで踊ると2者2様。総じて3人で乱調子。

 休憩12分 男子は窓掃除。

 7.木檜朱美/振付「ちぢまる猫と遠くの雪」-ソロバージョン 16分
   ダンス:吉田由紀子

 振付一部変え。ワンピ、片足に包帯。ゆっくりと歩行、時折肩を上下。その場で
 ステップ。強弱の繰り返し。

 8.岸本あずさ/振付「眩しいあさ」25分 ダンス:滝口美也子、藤木恵子
 
 前回と同じ。1人腰を落とし、床を見る。腰を上げ、ゆっくりと手を跳ね上げる
 動作の繰り返し。もうひとり、足下を見て歩行、内側に屈曲した足先。ボールを
 弾く仕草。大きく歩行、屈曲、力み仕草。そんな2人が対峙して、時々呼応。
 

 9.桜井祥子/作曲・即興演奏「晴れた日の二度寝は気持ちがいい」6分
  出演:桜井祥子(A.Sax)、松田卓久(Pf.)、南呼子、岸本あずさ、長野れいこ、
  恩田香、木檜朱美

 パフォーマが後ろ立ち。ピアノ、歌うSAX。パフォーマ達は1人やがて1人と横臥

 カーテンコール、一言添えてパフォーマな振り付け家達を紹介。
 南呼子。言葉で空間を埋め尽くした。岸本あずさ。無音の空間に2人を振り付けた。
 長野れいこ。初めて振り付けた、黒沢美香とタッグ。恩田香。女3人を振り付けた。
 木檜朱美。トップバッター。桜井祥子。SAXで時間をつくった。

 
 終演後は堤防を登り、河川沿いに帰路。


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