＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2009/2/18-22 8ステージ)
http://www.komaba-agora.com/
全自由 前売2000円 当日2300円 学割1500円(要学生証提示) リピータ割引500円
＠北九州 スミックスホールESTA 3/14-15 3ステージ
作・演出：松居大悟 演出補佐：青木直也 演出助手：飯田紘子、村上淳也
舞台監督：並木拓巳＋久保大輔 舞台美術：及川順子 装置：青木栄介
照明：佐野由希子、田中丸桜子、松本望 音響：森優太 音楽：GosenfuStudio
演出部：藤岡理絵 衣裳：本間圭一 映像：菊池直彦 宣伝美術：小西朝子
チラシデザイン：谷口崇 ＷＥＢ：飯塚美江 外野：北川隆来 宿舎：喜久田邸
広報：門田佐和子、城野舞子、矢野薫 制作：半田桃子、安部未知子、熊野由香里
、武藤香織 企画制作：ゴジゲン、(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
http://www.5-jigen.com/
ポストパフォーマンストーク 19 徳尾浩司[とくお組]、20m石原美か子
20s 本田誠人[ペテカン]、21m 田上豊[田上パル]、21s 杉原邦生[KUNIO／
木ノ下歌舞伎／サミットディレクター] 22m 上田誠[ヨーロッパ企画]
出演
奥村徹也 ：金子茂（ヒップホップMC）
斉藤めぐみ：Rommy-J（ヒップホップMC）
本折智史 ：ENZANN（ヒップホップMC） [青春事情]
山本禎顕 ：金子庸（茂の父 ボランティア活動代表）
青木直也 ：ミヤケン（ボランティア活動家）
安積友恵 ：綾ちゃん（ボランティア活動家）
目次立樹 ：チャド （ボランティア活動家）
松居大悟 ：広末 （支援を受ける障害者）
2009/2/18(水)晴 7:10-8:51PM(1'40)2Fより 客席超満員(70?人)
客層：20-30才代、学生っぽい人多め。男女半々。
客入れ：ギリギリ入場、1F満員(桟敷1椅子4列)で2F(2列)へ。1Fのが見易いね。
折り込みチラシ若干。パンフ B5 3ページ。挨拶、配役、スタッフ、予定。
次回公演。5/2-10「さくらんぼ少年」＠OFFOFFシアター。物販なし。
カーテンコール1回1分。
2006年慶応大サークルから発足した劇団、初見ねこ。
舞台。リアルにつくられた２Ｆ事務所。奥の窓に「くんを救う会」の裏読み文字。
手前、上手に作業用長机、救う会の幟。下手に３人掛けソファ、テーブル、アナロ
グＴＶ。壁際に棚、ポスター、コルクボードにメモと写真。下手ドアが出入口、
上手手前が台所など、奥にボックス状に張り出したトイレ。
お話。ある障害者の救済資金を集めるボランティア団体。盗難事件が起きて、
てんやわんや。
から騒ぎ、確信犯、馬鹿笑いもなかなか曲者。二転三転、七転八倒のドタバタコメ
ディ顔。無責任に男子中学生風、シリアスなほど横道に逃げる女子高生風会話。
縦軸コメディに、横軸はシニカルまた一寸湿った人間ドラマ鱗片で構成。ヨーロッパ
企画彷彿のいつまでも学生気分が抜けないな、呑気さ、調子の良さが面白いねこ。
笑いつつ、キツネにつままれたよな感覚あり。ありげなシチュエーション・コメ
ディの体裁を装いつつ、空々しい茶番劇・進展収束しない犯人捜し(ていうか犯人
持ち回り）に終始。結局、事件と犯人捜しはどうでもよくなり、呆れさせ。ベタな
既存コメディの破壊行為ともみてとれ、うふふねこ。
小悪党が小悪党を戒め、偽善者が偽善者の足下をすくい、金ずくの裏切りが横行
するなど、人の愚かさもまた堂々巡り。そこらを描く毒気が嫌味にならず、さらっ
と空しく過ごしてて、うーん、可笑しいやら物足りないやら。
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