＠下北沢 OFF･OFFシアター(2009/5/2-10 13ステージ)
http://www.honda-geki.com/offoff.html
全自由 前売2000円 当日2300円 学割1500円
作・演出：松居大悟 演出助手：久保大輔、為村篤 舞台監督：中村憩子
舞台美術：及川順子、高良真秀 装置：青木栄介、小原彩花、許斐光太郎、
時政大雄 照明：松本望、相原康平、佐野由希子 音響：森優太、長谷川祐亮
音楽：GosenfuStudio 映像：橋爪知博 宣伝美術：小西朝子、上野紗代子
Web：飯塚美江 広報：村上淳也、高橋佳宏 友達：北川隆来
制作：半田桃子、熊野由香里、高橋慶一朗、武藤香織 企画制作：ゴジゲン
出演：
松居大悟 ：悠ちゃん（死ぬ気な人）
星野秀介 [田上パル]：ポパイ （声がでかい）
目次立樹 ：倉島さん（チェゲバラに憧れ）
堀善雄[ザ・プレイボーイズ]：杉森（変態）
青木直也 ：ムー （メガネ）
加賀田浩二[飛ぶ劇場]：楢やん （ギャグ好きのメガネ）
本折智史[青春事情] ：ドラゴン（兄貴分）
2009/5/3(日)曇 2:06-3:53PM(1'45)中段下手 客席ほぼ満員(55人)
客層：20才代中心、学生っぽい人多め、男女半々。
客入れ：整理番号配布も開場時数人、まったり埋まる客席。ベンチ3、椅子2列。
誘導なし。舞台に合わせ、下手より見易し。折り込みチラシそれなり。アンケート
はボールペン付き。パンフ B5 3ページ 童貞歴23年6ヶ月の作家挨拶。配役、
スタッフ、予定。次回公演 来年GW「ジェノサイドジャムサンド」＠吉祥寺シア
ター。物販。公演DVD 2000円。 カーテンコール1回2分。
慶応出身の放送作家、でもリアル童貞らしい、松居大悟のもろモチーフ公演。
舞台。ごちゃごちゃした四畳半の学生寮。壁に無数の女子ピンナップ。大きく、
チャップリン・ライムライトや、Ｊリーグ選手のポスター。中央、座卓と万年
座布団。上手にテレビらAV機器。正面に出入口、シンクがごみでふさがった台所。
下手に洗濯物一杯の窓。
お話。筑波、理工学部の学生達は童貞卒業を夢みて、日々悶々。訳ありの男子が
死んでやる動議、同情した周囲は童貞で死ねなと元気づけ。で、合コンを行うこと
となるが…。
勢い余って清々しい、コミカルに描く青春残酷物語。人生のほんの一道程な童貞を
巡って、真剣至極。生死に関わるよなこだわり加減を、馬鹿馬鹿しくコミカルに
展開。浮世離れな、マンガしてる言動に場内笑い絶えず。女子が好意を抱く前提は
非現実的で摩訶不思議（結局、主人公か仲間の妄想？）。ここで醒めたり、呆れて
みちゃうと辛いとこあるかも。
ほの見せる主人公の自殺衝動が暗い影として隠し味。救済を求める切実さが、女性
への性欲と愛情、仲間達との友情と絡まって、ほろ苦い感触を残し。馬鹿騒ぎが
過ぎて、よくわからないけど。
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