＠渋谷 ギャラリー LE DECO 5F(2009/7/28-8/2 10ステージ)31m追加
http://home.att.ne.jp/gamma/ledeco/g5.html
全自由(整理番号付) 前売3300円 当日3500円
作・演出：江本純子 美術：伊藤雅子 照明：吉岡靖 衣裳：中西瑞美
舞台監督：大島明子 宣伝美術：two minute warning イラスト：辛酸なめ子
制作：照井恭平 制作統括：樺澤良 企画製作：毛皮族
美術協力 箱：牧かほり（http://www.k-maki.com）、南志保
ガラス：青木美歌（http://www.sing-g.net/）
クマの絵小さい額縁の方２つ：英保沙津紀 写真：安武はるか
イラスト：あべちほ（http://www.chihoabe.net/）
出演：
池谷のぶえ ：靖恵
柿丸美智恵 ：佳代（靖恵・妹)
内田慈 ：しほ（グループ展出品作家 友）
内田亜希子：美幸（グループ展出品作家）
安藤聖 ：ひとみ（グループ展出品作家）
2009/8/1(土)曇 8:06-9:29PM(1'23)最前列中程 客席超満員(60?人)
客層：20-30才代中心。妙齢の美女とおっさんが目立ち。男性過半数？。
客入れ：狭い階段に来た順に整列、開場時に整理番号順に呼び出し。蒸し暑くて閉口
ねこ。広場を取りまき趣向で、釣り椅子1、通常椅子2，3列。美脚みたいなら最前列。
折り込みチラシ厚め。パンフ A4 1枚。配役、スタッフ、予定。次回公演は本公演後
の半年先とか。 物販。小説本とか。 カーテンコール1回。
非毛皮族を目的にしたとかのシリーズ第三弾。2人芝居から一挙5人に拡大。
舞台。コンクリート打ちっ放しギャラリーまんま。正面床にハイヒール図案とか
扇情的な箱椅子４。左手に角？耳？な陶器。左手に見上げる小熊タブロー。
客席後方。中央柱の前後に瓶詰めガラス細工や、フィギュア。壁に住宅地写真。
お話。若い女性達のグループ展。概ねシュール作品。紙バックとドトールコーヒーを
もって、おばさん2人（池谷、柿丸）がおっかなびっくり来場。一人だけ浮いてる
ファンシー展示（商品化され）作家の母と叔母。どこでもお茶の間な行状に、カチン
と来る若い作家（亜希子）。わけわからんと断じて、負けん気に火をつけるおばさん
（主に柿丸）。そこにとある作家への不平から戦闘状態にある子（内田）と、呼び出
された天使のようなくだんの作家（安藤）も参加。いつの間にか始まる飲み会で侃侃
諤諤、すったもんだ。
常に面白い、女5人バトル。あーいえばこう言う、言えなくても唯では負けない、
退却も勝ちのうち。常識と非常識、良識と悪意で後者が勝っちゃう。困った人間模様
の面白さ◎。スパイシーで刺激的な会話と展開続きでご飯が進むねこ。おかわりした
いけど公演終了で残念。ますます面白い江本純子作品と女優達にはなんか賞をあげ
たいねこ。
役者。個性的な役者の魅力全開。みなダイナミックレンジが広く、ジェットコースター
に乗せられ気分を味あわせてくれ、まさに常に最高。おばさん2人と若手？3人が
入り乱れてのバトルアンサンブルも絶妙。微に入り細に入り、反応と表情が面白い、
柿丸様。悪魔な微笑みはいつもながら◎。おばさん演技を控えめにまた大胆に。池谷
さん。クール顔なんに無為にかわいいとこありの、内田亜希子さん。天使な笑顔、
結構腹黒なギャップが堪らない、安藤さん。これだけ浮き沈みすれば女優冥利に
尽きるのでは？なキレまくり演技、内田慈さん。
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