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 毛皮族 毛皮族の軽演劇「ふれる/おっぱいファミリー1,2,3」

 @下北沢 駅前劇場(2009/10/9-10 5ステージ)
 http://www.honda-geki.com/ekimae.html
 全自由 前売3200円 当日3500円

 作・演出:江本純子  美術:伊藤雅子  照明:伊藤孝(ART CORE design)
 音響:加藤温  衣裳:中西瑞美  舞台監督:村田明、森下紀彦
 宣伝美術:two minute warning  WEB:rhythmicsequences 制作:照井恭平
 企画製作:毛皮族
 出演:
 「ふれる」52分
 江本純子 :竹内依子(発明が小ヒットした姉)
 町田マリー:竹内容子(生活が派手なその妹)
 柿丸美智恵:木村さん(依子の隣人)

 アフタープレイ軽演劇「おっぱいファミリー1,2,3」44分
 出演:
 町田マリー:マイケル
 柿丸美智恵:ソニー
 武田裕子 :トム
 羽鳥名美子:フレド、よぼよぼ
 高田郁恵 :カレンほか
 高野ゆらこ:ウェイトレスほか
 江本純子 :ビトー、若き日のビトー

 2009/10/9(金)晴 8:06-9:49PM(52/休6/44) 前方下手 客席ほぼ満員(150人)
 客層:20才代男女と、スーツ姿もちらほら中年男性3割。男性過半数。
 客入れ:桟敷1、ベンチ1、ゆる坂に椅子席10列。客入れ時クーラー全開で肌寒し、
 ブラケット貸し出しないのはなぜと思いきや、上演中停止。しだい暑くなる客席。
 注意アナウンス男子声が小さすぎて聞こえず。客入れ時音楽が怪しいムード歌謡曲
 ばかり、ラリラリ東京@三浦正弘とアロハ・ブラザーズ とか。コンピCDほしいねこ。
 折り込みチラシ結構。パンフ A4 1枚。挨拶、配役、スタッフ、予定。11/19-12/1
 「社会派すけべい」@駅前劇場 11/28-29「ほたるのバカ」@東京芸術劇場中ホール
 無料公演 物販、未確認。カーテンコール1回。

 箸休めか、プロモかな短編上演。先に連続上演企画にて好評を博した作品。ねこが
 見過ごした、柿丸美智恵メインスピーカーな「ふれる」が再演。素直に喜びたいと
 思っ鱈、配役変更って…、うーみ。
 
 「ふれる」
 舞台。戸外も設えたアパート部屋。フローリング、上手入口ドア、中央こたつ、
 下手引き戸から台所。壁際に茶箪笥、ストーブ、籐家具(化粧台、整理棚、衝立)、
 賞状。なぜか掲示ボードに「組曲虐殺」とか小劇場チラシ。住人はコアな演劇ファン?。

 お話。発明品が小ヒット、今日もせっせと考案中の女性。慎ましい生活をする彼女の
 もと、実家住まいで派手な妹が金の無心。そのイライラもあってか、図々しい隣家の
 主婦を思わず撲殺してしまう。間が悪く、妹が突然訪ねてきて、死体をこたつに隠す
 が…。

 柿丸様がこたつ入りきりが不満、も、口が減らない話芸とマンガな可笑しさを楽しむ
 ねこ。前半、妹を猫騙しする姉の啖呵売な説教。怒濤と流れる江本純子の台詞が
 愉快。後半、通販アナログTVを愛でる地デジ知らずの姉と、苦言を呈する妹の
 逆転。積年の確執と和解とか。軽演劇にケラ笑い、とんまの切なさに愛情を抱くねこ。

 「おっぱいファミリー1・2・3」
 舞台。ベルベットのムーディにテーブルと椅子。実はフェミレス設定。
 お話。ゴッドファーザー パロディ。ファミリーレストランの抗争劇、おっぱいが
 マシンガン。
 
 全編ナンセンスな会話の応酬、真面目顔でパロる女優達が素敵。ニプレス替わりに
 突出銃口でエロバカサービス。羽鳥名美子さんのおっぱいが素敵。武田裕子さんの
 舌足らず声が強烈印象。

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