＠三軒茶屋 世田谷パブリックシアター(2009/9/5-16 19ステージ)
http://setagaya-pt.jp/
全指定 S席9500円 A席8500円
作：生瀬勝久 演出：水田伸生 美術：堀尾幸男 照明：小川幾雄 音楽：佐藤史朗
音響：井上正弘 衣裳：堀口健一 ヘアメイク：宮内宏明 演出助手：高野玲
舞台監督：やまだてるお 宣伝美術：東學 宣伝撮影：須佐一心
プロデューサー；関川光代、高橋典子 制作：茅野亜希ほか 製作：宮沢洋、北牧裕幸
主催・製作；日本テレビ、キューブ
出演：
明石家さんま：ゴロー(アパッチ組長）
山西惇 ：京大（ゴローの手下）
温水洋一 ：ワルシャワ（ゴローの手下）
八十田勇一 ：たまぐす（ゴローの手下）
羽野晶紀 ：トラ（ゴローの妻）
徳永えり ：サキ（ゴローの娘）
山本太郎 ：昭彦（ゴローの新入り手下）
生瀬勝久 ：岩田（ゴローのライバル・アパッチ組長）
杉本凌士 ：人吉（岩田の手下）
仲田育史 ：首里（岩田の手下）
大迫茂生 ：中州（岩田の手下）
坪内守 ：丁稚（岩田の手下）
小松利昌 ：医者
吉田鋼太郎 ：赤門（旧陸軍の兵器工場 守衛）
2009/9/6(日)晴 6:02-9:11PM(3'06)3F中央 客席ほぼ満員(700?人)
客層：20-30才代中心に幅広く。女性7割。お友達連れ多め。
客入れ：３時間超上演なれど、休憩なし。休憩がないことを掲示とアナウンス再三。
開場後も当日券あった模様。2,3Ｆ席に空席若干。折り込みチラシ厚め。パンフなし。
物販。パンフ A4 40ページ 1800円。ビニール袋付き。役者座談会、役者インタビ
ュー、時代背景資料など。Ｔシャツ2000円、ポスター500円。ほか関連ＤＶＤ。
カーテンコール2回3分。さんま、羽野 衣裳サービス。
明石家さんま主演舞台公演、本作演出メンバーでもう4本目とか。初見ねこ。
舞台。むき出しの鉄骨階段4階建て装置。これをぶん回し。どことな維新派の少年街
とか連想。でもさして様子が変わる訳じゃなくて、効果？。飲み屋やらベンチやら
移動式でチャキチャキ転換。
お話。戦後大阪、高度成長期。旧陸軍の兵器工場の跡地に眠る金属を巡って、ならず
者・アパッチが対立を繰り返していた。親分肌のさんまと、狡猾な敵方生瀬の対立に
家族劇を交差した人間ドラマ。
ライブ感たっぷりのさんまと、周囲のやり取りに客席大喜び。周囲の面白役者(キュ
ーティ禿おじさんを揃えも揃えたり）と巧いこと絡み。瞬発力と粘りごしなつっこみ
を遺憾なく発揮。前半はワンマンショーの体、なんで3時間なのか頷けたねこ。
コンゲームと家族劇が併走するドラマはこれでもかと二転三転。作家以下、大阪メン
バーの活きの良い関西弁が面白さと味わいを深め。久々舞台の羽野晶紀が勝ち気も
愛らしく、情け深いおかんを好演して、変わらぬ存在感。どうなるよな異邦人・
吉田鋼太郎、山本太郎もその線で活かし。甘辛、シビアな展開するも、もろもろの
心情がすっと胸に落ちたねこ。
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