＠中野 テルプシコール(2010/2/24-26 3ステージ)
全自由(整理番号付き)前売3500円 学生券2500円 当日4000円
ダンス：黒沢美香 小道具・演出協力：小林ともえ 照明：アイカワマサアキ
Public Acoustic：椎 啓 衣裳：堂本教子 アートディレクション：首くくり栲象
宣伝美術・イラスト：菊地哲男 制作：平岡久美 主催：薔薇ノ人クラブ
助成：芸術文化振興基金
2010/2/25(木)晴 8:05-9:25PM(1'19)前方中央 客席超満員(90?人)
客層：20-30才代と中高年、総じて大人客席。女性7割。ダンサー、関係者結構。
客入れ：来た順に開場待ち列出来。チケット番号順での整列誘導なし。開場時で
10人ほど。いつも通り靴を脱ぐのでブーツは△。桟敷2列、ひな壇ベンチ4列、
椅子1列。壁際に10席ほど。立見がいたか未確認。荷物預かりあり、預けた方が
無難。折り込みチラシ厚め。パンフ B5 3ページ。挨拶、スタッフ、プロフィール
制作担当まであるのは珍しい。物販なし。 カーテンコール3回1分。
シリーズ10年目のソロダンス。
舞台。小道具あれこれ。上手奥に物干し台。手間に水を張った透明ボール。コンクリ
ートの固まり。下手の台にコンロとフライパンら調理器具。天井からとりどりのビニ
ール紐が下がり。
構成。非ダンスな日常、非日常の所作、その狭間のダンス。今回は、タオルを干す、
手を洗う、ホットケーキをつくる、食べる、おろおろする、注視する 等。
何が出るかわからない、多分当人もわからない？、スリリングな時々。見事に焼き
上げたホットケーキ作りを始め、なにをしでかすかわからない様々。小道具と絡む
意外性ある行為は、目が点になる楽しさ。狭間のダンスは、独特で大胆も、精緻で
美しく魅了され。発話、目配せ等の謎めきもスパイシー。好奇心をかき立てられて
わくわくと楽しむねこ。
構成覚え書き
・ラグタイム？音楽。お伽の国の妖精かという、丈の短いチュチュとベスト。
白塗りに盛髪。足を真っ直ぐに伸ばしあげて歩行。ロール、ステップ。
・コシミハル？。物干しにタオルとか掛け。棒20本を床に置き。ほうきで床はき、
脇に挟んではポーズ。水を張ったボウルに両手をつける。待機。腰を落とし、
探るように歩く。
・上手。フライパンとコンロを載せた台を引き出し。エプロンつけ。ホットケーキを
つくる。後方壁に立ち、待ち時間。スキップ、ステップ歩行。
・ファンクジャズ。粉ものをフライパンに入れ。ヨガなポーズに手足を組み。構えて
落とす。暇つぶし然と無為に歩行。小走りに出入り。エスニックな音楽。パイン缶
から取り出し、ホットケーキにのせる。ハワイアンのリズムで、パイナップル
プリンス〜♪と歌。フライパンを掲げて、しゃなりと歩行。
・上手椅子に座り、台にナプキンかけてケーキをのせた皿を置き。普通にホットケー
キを黙々と食べ。時々わき見、
・フリーズ。物干しを仰ぎ見る。うなだれ。ゆっくりと後ろに崩れ。四つんばい。
片膝を床について、上体そらし。仰向け。横臥。おどおどとして、立てないで
いる。
・後方壁に立ち、物見する。歩行。あーと発声。おどおど、ちょこまかと。バレエ
ぶり。我に帰り、調理器具を片付ける。バレエぶりで立ち。ベスト脱衣。口を開け
て、声なき叫び。
・大瀧詠一「空色のくれよん」 ♪。ボウルで手を洗い、着替え。横ステップ、手を
挙げ、繰り返し。
・カントリーワルツ曲。ゆらり、泳ぐように。手振りこちゃこちゃ、あるいは
延ばし。あーと発声。無音。ゆったりと振り、しばし。
・アップビート、ポルカ？。棒をたもとに拾い集めては、落としてしまう。開口の内
に入る。無音。外をうかがう。種々所作。時には季節まで美しく〜と歌。物干し
からタオル下ろし、床で丁寧に畳む。強めのステップ、歩行。
・洗濯物を放る、掲げて立つ。しばし暗転。
・浜辺の歌♪。ほうきをヌンチャクのようにぶんぶん振る。歌が終わるまでしばし
暗転。明転。立ちポーズでほうきをぶんぶん振る。
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