＠中野坂上 東中野ＲＡＦＴ(2010/3/5-8 9ステージ)
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全自由 前売2300円 当日2500円 平日昼割引：前売2000円 当日2200円
作・演出：成島秀和 舞台監督 橋本慶之 照明：兼子慎平(Ｌa Ｓens)
小道具：辻本直樹（Nichecraft）
音響：ミ世六メノ道理( 猫道節 / バナナ学園純情乙女組 ) 宣伝美術：大山奨悟
イラスト：オカヤイヅミ 制作：中嶋康太
出演：
福島崇之 ：枡方（ますかた フンコロガシ）
佐藤みゆき：小巻（こまき フンコロガシ 枡方娘）
加藤律 ：雲龍（うんりゅう フンコロガシ 小巻叔父）
廣瀬友美 ：珠緒（たまお フンコロガシ 雲龍フィアンセ)
成島秀和 ：Ｆ
2010/3/7(日)雨 11:10-12:21(1'10) 中段中央 客席8割(30人)
客層：20才代中心に男子7割。単独客中心。
客入れ：ご近所にいぶかれながら待ち列、開場時15人ほど。当日券は開演時間時に
販売。開演10分押し(織り込み済み)。大遅刻2名ありも、役者出捌け都合で途中
入退場は原則不可。桟敷3、ベンチ1、椅子2列(定員40)。何処でも至近。
折り込みチラシそれなり。パンフ A5 3ページ。挨拶、スタッフ、配役、予定。
次回公演。4/1/3/4 リーディング公演「網膜火傷」＠八幡山ワーサルシアター
9/1-5 本公演＠王子小劇場。物販なし。カーテンコール1回1分。
小空間・趣味趣向公演らしいシリーズ第一弾。
舞台。ダブルベットサイズな猫の額。素舞台に糞オブジェ持ち込み。客席側が屋外
設定で役者で捌け。
お話。ふんころがし達には恐怖の「標本」の季節が到来。シェルターに引きこもり、
ただ食べてやり過ごせるはずだったのだが。
愛が苦しみな残酷物語、をシニカルユーモアを忍ばせて描く不思議な一編。糞を転が
し、それを食べる日常の繰り返しに、家族愛、利己心らが交差。人間以上に人情味
たっぷりと、しかし生存本能に縛られて所詮昆虫なものたちの七転八倒に、シニカル
で黒い笑い忍ばせ。生真面目な役者芝居、終始崩さず好感。現状を打破し、絶望から
立ち上がろうとする娘フンコロガシ役・佐藤みゆきが熱演。
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