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 五反田団「迷子になるわ」

 @池袋 東京芸術劇場小ホール1(2010/11/5-14 6ステージ)
 http://www.geigeki.jp/
 全自由 一般 前売3500円 当日+500円 学生3000円 高校生以下1000円

 作・演出:前田司郎 技術監督:松本謙一郎 照明:山口久隆(S-B-S)衣裳:正金彩
 舞台監督:榎戸源胤 英語字幕:門田美和 制作:尾原綾、清水建志
 製作:五反田団 共同製作:フェスティバル/トーキョー 助成:芸術文化振興基金
 主催:フェスティバル/トーキョー、五反田団
 出演:
 伊東沙保:鈴木
 宮部純子:姉
 大山雄史:石田
 後藤飛鳥:母、看護
 前田司郎:父、医者、大川

 2010/11/5(金)晴 8:08-9:46PM(1'37)中段中央 客席ほぼ満員(150?人)
 客層:20-30歳代中心、会社帰りが多そう。男女半々。
 客入れ:初DVD「生きてるものは…」「生きてるものか」販売初日。ロビーで後者の
 出演者トークと即売イベントあり。番号順で呼び出し、開場時で40人ほど。
 舞台を広く使用するけど、センター中心。誘導もそんな感じのひな壇8列。
 折り込みチラシそれなり、パンフ A4 3ページ。物販。DVD2000円、台本500円。
 カーテンコール1回1分。閉館時間が迫っているので「3分間だけ」販売しますと
 せきたてられ。出てすぐ、数人のアンケート員で感想の聞き取り開始。まあ書いてる
 時間なかったけど、制限時間制とも珍しいものみたねこ。

 フェスティバル東京参加でやや高めのチケ代での新作。台本は変わらず手作り安価で
 ちょっと安心。

 舞台。前方中央に簡易ベット。左右後方、椅子40脚ほどが等間隔に並び、壮観。
 最奥下手よりにとこどこ結んだ赤いロープが下げられ。

 お話。鈴木という名の女性の追想。ぱっとしない人生の自覚、両親のいい話、迫って
 くる男友達とか。時空間が交錯、出会うはずがない過去の人達や、存在しない未来の
 人が傍若無人に登場しては、突っ込まれ。

 自由自在なのに不自由至極という、楽しくて哀しい一幕。巨大な母とマトリューシカ
 な父、自分の中に入ったり、妙なところにスイッチがあったり,シュールな脳内世界
 が展開。どこでもなんでも出来そうなのに、先には進めない、何一つ達成感のない
 主人公。面白いのにしみじみしてしまうねこ。

 
 
チラシ四態。

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