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 五反田団「新年工場見学会2011」

 @東五反田 アトリエヘリコプター(2011/1/2-4 4ステージ)
 自由 予約・当日とも2000円

 照明:山口久隆[S-B-S] 制作:五反田団制作部

 1 五反田団「黒田パン」 50分
 作・演出:前田司郎

 黒田大輔[THE SHAMPOO HAT]:黒田パン
 菊川朝子[Hula-Hooper]  :ティンカーベル
 木引優子[青年団]    :ウェンディ
 大山雄史        :大山

 神里雄大[岡崎藝術座]  :神里、鼻フック船長
 石澤彩美        :彩美

 前田司郎        :漫画家
 佐藤沙恵[ザプーチンズ] :女房
 墨井鯨子[乞局]     :アシスタント
 師岡広明        :博物学者

 斎藤庸介[東京ELECTROCK STAIRS]:斉藤
 宮崎晋太朗       :宮崎
 安倍健太郎[青年団]   :マイケル
 平田耕太郎       :コータロウ
 内田慈 たまに(3m,4m)に出演 :内田
 平田ハルカ       :平田
 平塚陽子        :平塚
 成瀬正太郎       :しょ一ちゃん

 2 MC

 3 ザ・プーチンズ「玄米・白米・五穀米」29分
 街角マチオ 街角マチコ
 前田のサイン会かと思ったら、訳がわからない演劇だったというお客の小芝居。
 M1「アベマリア」
 アイドルの大事の写真集を母親に棄てられてしまったという小芝居。
 M2「グラビアアイドル」
 シンデレラに飯をつくってもらえたらという妄想。お客にめし友をインタビュー
 なめたけとか。M3「シンデレラ」ガラスの靴で1.5合。
 ラップのタイミングでもめる2人。 M4「振込詐欺」

 4 MC
 8:31PM〜休憩19分

 5 白兎会「兎陀?」7分
  <踊り> 大山雄史、師岡広明
  兵藤公美[青年団]、平塚陽子
 坂口辰平
 く後見> 安倍健太郎[青年団]、坊薗初菜

 6 MC

 7 バイバイ「ハイバイのヤンキーのニセモノ」33分
 原案:岩井秀人 作:ハイバイの人々 演出:金子岳憲

 猪股俊明  :父
 浅野千鶴[味わい堂々]:母
 金子岳憲  :太郎

 師岡広明  :時期リーダー
 上田遥   :女ヤンキー
 坂口辰平  :平ヤンキー
 五反田段組の人達:ヤンキー達

 8 MC

 9 ポリスキル 10分
 作・演出・作詞:前田司郎 作曲:街角マチオ
 出演:ポリスキル、ポリス

 2011/11/3(月)晴 7:06-9:44PM(内訳上記)前方中央 客席超満員(100人)
 客層:20-30歳代中心、ぽちぽち中年層。男女半々。
 客入れ:開場開演20分前。開場時5,60人ほど。今年は飲食販売なしで、お腹が寂しい
 ねこ。整理番号順入場。いつもの座席配置。桟敷1釣り椅子1ひな壇5列。サイドに
 椅子2列。正面の中央よりならどこでもいいような。休憩時間に恒例の無料ホット
 ワイン提供。女子トイレは改装したよし。折り込みチラシ少々。パンフ A5 4ページ
 前田、金子 両演出のあいさつ配役、予定。2/4-13 「僕のお尻から優しい音楽」@
 三鷹芸術文化 NHKドラマ1本、映画脚本2本。
 物販。台本、小説、ポリスキルCD 500円?。

 恒例お正月イベント、五反田団アトリエというか前田おぼっちゃまの自宅での
 余興公演。

 舞台。背もたれのない椅子2、平台1、スナック菓子の空き袋と殺風景という名の
 シンプル。

 構成。「黒田パン」クールな姉は漫画家の弟の雑駁さが気に入らない、不平不満ぶり
 を見かねた妖精・黒田のパン。(孤児しかいない)永遠の国へいくのさ。白塗に
 半ズボンのおっさんパンに怖じ気付くクール姉。それも永遠の国の子供達=ヤンキー
 に虐められるパンをみてちょっと心替わり。一方、弟は漫画アシスト先でであった
 先生達に姉探しを相談。先生達は厄払、永遠の国のヤンキー達を大人にしてしまう。
 孤立するパンと女性に迫る大人の悪事。どうなるのでしょうか。

 「プーチンズ」。テルミンとギターデュオ。癒し系音楽とすかした小芝居。芝居の
 割合が多くなったような。伝統芸能の、ようなものを挟んで、次はハイバイ。
 芸能人出演舞台で忙しい「金に目がくらんだ」岩井秀人でなく、役者バカ金子さんが
 演出。息子を虐めるヤンキー達に鉄拳を食らわすはずがミイラ取りがミイラ。仲間に
 なってしまう父親。実はそれも愛故のというどんでん返し。
 職質ふざけんなという、黒田ヴォーカルのパンクバンド演奏「ポリスキル」で
 仕舞い。全体のつなぎは、おワイン片手のおぼっちゃま3人、後半その一人の無頼の
 恋人が参加してのトーク。気取ったふりにとんでも女子発言は加わり苦笑。

 会場と構成も板につき、おとそ気分でオーライな新春お楽しみ。低予算ながらも、
 役者芝居とアイデアの面白さを率直に味わえて○。やっぱり今年も黒田大輔をたっぷり
 と見せてくれ。通常公演じゃ度が過ぎるほどの演技に満腹、正月の餅責め状態ねこ。
 いや好きですけど、お餅。大根おろしのような、いつになく目力芝居をしない木引
 優子の純朴感がいいつけあわせ。後半では猪股俊明、いまはなき中村座で小学生を
 演じた志し潰えず。よぼよぼしつつも猪突猛進の勢いやよし。あと、妻役。浅野千鶴
 のほの暗さが好きねこ。

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