＠下北沢 駅前劇場(2010/12/10-21 14ステージ)
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全指定 前売3800円 当日4200円 フレンド特割3枚以上同時購入3500円
ヤングチケット：25歳以下前売・当日とも3300円
作・演出：江本純子 舞台監督：森下紀彦 美術：大泉七奈子
音響：加藤温（サウンドバスターズ） 照明：伊藤孝（ART CORE）
衣裳：胡桃澤真理 演出助手：松倉良子 宣伝写真：神蔵美子
宣伝美術：two minute warning WEB：rhythmicsequences 制作：Little giants
助成：公益財団法人セゾン文化財団 企画・製作：毛皮族
出演：
町田マリー：うっかり妻、ジョイフル 他
柿丸美智恵：ジェシカ、ジャッキー 他
羽鳥名美子：ジェニー、合唱隊エキストラ
高野ゆらこ：スンヨン 他多数
延増静美 ：ハラ
高田郁恵 ：ジヨン 他多数
江本純子 ：ジョージ(女刑事)、本田、後藤の妻 他
金子清文 ：うっかり妻の夫、義父、シンプソン 他
富岡晃一郎：森田、ジミー
或る声 ：久保田創 [北区つかこうへい劇団]
2010/12/12(日)曇 2:06-4:26PM(2'18) 後方中央 客席満員(120人)
客層：男性7割、おじさん結構。
客入れ：桟敷2、椅子、ベンチ1、椅子5列。桟敷客は雨合羽着用(まみれ役者対策）
折り込みチラシそれなり。パンフ B5 3ページ。配役、スタッフ、予定。21日に
後夜祭。7，8月軽演劇2011＠リトルモア地下。物販。チケット、DVD。
カーテンコール2分1回。
10周年ですか、記念公演。駅前で本公演は久々。今回のチラシは韓国エンタメ全面
KARAとソン・ジヌ＠サングラス(江本)、小さく少女時代(柿丸様) と、やる気十分。
舞台。スラムかというバラック小屋。まわりに雑然と粗大ゴミ。広場にドラム缶、
ペール缶、焚き火の跡。ラジオから韓国歌謡。モナリザTシャツが干され。
お話。アイスでハワイ旅行を当てた喜びもつかの間、殺人の憂き目にあった女。
その仲間のルームメイトＯＬが働くハラスメント職場、うっかり妻とボロは着ても
心は錦夫の家庭、女スナイパーが出入りするクラブ、殺人依頼者の男の家庭 などで
勃発する殺人事件。江本演じる女刑事が追走（だっけ）のラストでは、つかこうへい
演劇お馴染みの役者(或る声）紹介。その熱気は止まらず、KARAコピーの歌謡ショー
＠着物半脱ぎニプレス姿 へとなだれ込み。
カオス カッコイイ 江本純子の真骨頂。初期・毛皮族への帰還。エロとナンセンス
が交錯、果てることない歌とダンスの万華鏡演劇。調子こいて面白すぎる台詞、
過剰な演技、乙女が聞いて呆れる下ネタが炸裂。なんだかわからないけど、疑うこと
なく面白し。終盤レビュー前にはつかこうへいオマージュ。或る声で役者名を叫び、
撃たれ絶命〜総員全力投球レビュー。なんかもう（演劇とかあれこれ）趣味趣向ラブ
溢れまくり。
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