＠三鷹 三鷹市芸術文化センター 星のホール（2011/2/4-13 12ステージ）
http://mitaka.jpn.org/geibun/star.shtml
全自由 一般 前売2500円 当日2800円 高校生以下1000円(前売・当日とも)
作・演出：前田司郎 演出助手：玉田真也 宣伝美術：藤原未央子
照明：山口久隆(S-B-S) 音響：泉田雄太 音響操作：阿久津未歩 衣裳：正金彩
技術監督：松本謙一郎 舞台監督：榎戸源胤 制作：五反田団制作部
主催：（財）三鷹市芸術文化振興財団
出演：
大山雄史 ：大山
前田司郎 ：カジヒデキ
木引優子[青年団] ：クリス
後藤飛鳥 ：フランチェスカ
墨井鯨子[乞局]：マキャベル
西田麻耶 ：ボリス
布川雄治 ：フランソワ
宮部純子 ：ジェット
望月志津子 ：シモーネ
用松亮 ：ムッシュ・メタボリック
吉田 亮[ハイバイ] ：シラク大統領
石澤彩美 ：刑事
2011/02/10(木)曇 7:35-9:23PM(1'48)前方中央 客席満員(120人)
客層：幅広く、社会人も結構。男女半々。
客入れ：入場時60人程。劇場チケ客が中心。ひな壇にクッション三枚椅子席 7段。
折り込みチラシ極厚タウンページ並。袋入り。パンフ A4 4ページ。挨拶、役者コー
ナー、配役、スタッフ、予定。2/18金 1PM NHK スタジオパークからこんにちは に
前田さん出演。本公演不明。 物販。台本500円ほか。
2006年ENBUゼミ卒業公演。当時受講生で主役だった大山雄史さん、続投再演。
舞台。緞帳が上がると、稽古場然と装置点在。中央奥に丘状お立ち台、下手側につる
バラ巻いた脚立。斜めのレッドカーペットを挟んで、上手に座席3列と無用階段。
下手にちゃぶ台とつるバラバルコニー。
お話。自由に音楽を広めたい、若き天才ヴァイオリニスト・大山はエリートとなる
ことを嫌って、フランスへの音楽留学をためらっていた。くすぶりながら勝手に
後援者のカジヒデキ、婚約者クリスとフランス。そこで個性的過ぎる人達とあれこれ
ある。「のだめ」とアメリカの青春学園ドラマをねた。東洋人マイノリティが旧弊な
社会から脱出するなテーマも潜めつ。
間違ったスポ根演出、すっとこどっこい演技の応酬が楽しすぎ。熱血とムーディ、
またまた脱力の確信犯に過剰なさじ加減が徹頭徹尾行き渡り。差別、偏見、傲慢、
嫉妬と負の感情もスパイシーに散りばめて、スパイシー。それもどこかずれてたり、
枝道に行きすぎて、訳がわからなくなったりと、おかしみ添えで嫌味ならず。
実はさじ加減良好だったりして。できる役者達が本意気で、また下手くそでくだら
なさに応えていて、愉快版見応えあり。
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