＠下北沢 OFF・OFFシアター（2011/4/21-5/2 14ステージ）
全自由（整理番号付き）前売・当日3000円 セットチケット5000円
4/24犬花イベント2000円（入退場自由）
作：赤澤ムック 演出：牛嶋みさを［鉄割アルバトロスケット］
舞台監督：村岡晋 舞台美術監修：吉野章弘 照明監修：奥田賢太（ダミアン）
音響監修：志水れいこ 票券管理：堀内淳 当日運営：塩田友克
協力：DULL-COLORED POP、鉄割アルバトロスケット、青年団、krie inc.、
東京デスロック、殿様ランチ、オフィスKarte 制作協力：RunsFirst
制作：黒色綺譚文鳥派 RIDEOUT
出演：
出演：
夏目慎也［東京デスロック］：吉雄（二重人絡のひとり。精神病患者であり、板垣とほたるの息子である)
夏目慎也 ：小四郎(二重人格のひとり。精神痛患者であり、三鈴の弟である)
板垣雄亮［殿様ランチ］：哲雄 (精神科医であったり、吉雄の父であったり)
中里順子、赤澤ムック：要子 (看護婦であったり、幻想の女であったり)患者であった り
山下恵 ：三鈴 (看護婦であったり、小四郎の姉であったり) 患者であったり
ほたる ：馬麻 (看護婦であったり、吉雄の母であうたり)
トースティー：女犬 (看護婦長であったり、犬扱いをされたり) 患者であったり
2011/5/2(月)晴 4;05-5;10PM(1'05)中央最前列 客席満員（60人）
客層：20-30才代中心にほぼ全員が野郎。女子ともみな単独。
客入れ：「犬」編とのセット替えで開場5分遅れ。中央正面にテーブル置いた席あり。
見難いため、チラシを置かず客席にしていないとのことだけど、座わる人が後を
絶たず。いちいち説明してないで、座れないようにすればいいのに。
舞台は終演まじかでなぜか雑談、その流れでカーテンコール1回。看護婦・三鈴を
亀甲縛りのエロ写真（劇中生チョキ）をほしい人へプレ。ある分を放出した模様。
同じ脚本を異なる演出家で上演する企画。犬編がスタンダード、こちら花編は
キテレツ上等と期待され。
舞台。白い床、端に黒いテーブルと反対奥側に事務机。その両脇の椅子。役者は
座っては出待ち。
お話。犬編と共通、復讐のため犬の肉を売る兄弟と、彼らを父殺しに利用しようと
した女の転落。
潤色。兄弟らの企みを精神疾患として、物語を夏目慎也演じる患者の妄想として語ら
せる。患者視点での舞台は自分自身のほか、医師と看護婦が物語の登場人物と化す。
それも多重人格に１人多役、あるいは2人１役と混み入ったもの。さらに、医師らと
患者が実の親子関係とか混乱に輪をかけ。 ノイズ音や映像を時折挿入。
チューニングがずれた発狂世界に、ライブならではの生々しい身体と感情が炸裂。
放つ台詞の音、視線の絡みがスリリングなセッションとなり。見た目は物語を離れ、
正常な病院でのやりとりを吹き替えた形として、狂気度合いが増して面白し。
単独でも楽しめるけど、犬→花とみると、清々しいほどに次元を違えた演出なので
一層。
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