＠東池袋 あうるすぽっと（2011/10/26-20 5ステージ）
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全指定 一般5000円 当日学生割引4500円 としま未来友の会4500円
＠橋本 杜のホールはしもと・ホール 11/5 1ステージ
原作：アントン・チェーホフ 翻訳：松下裕 脚本・演出：山崎清介
照明：山口暁 音響：角張正雄 美術：松岡泉 衣裳：三大寺志保美
演出補：小笠原響 舞台監督：井上卓 宣伝美術:市川きよあき事務所
制作：峰岸直子 共催：公益財団法人としま未来文化財団
企画製作：華のん企画 平成23年度(第66回)文化庁芸術祭参加 芸術文化振興基金
出演：
佐藤誓 :アンドレイ
竹下明子 :ナターシャ
伊沢磨紀[劇団青い鳥] :オーリガ
佐藤あかり[劇団俳優座]:マーシャ
吉田妙子 :イリーナ
北川響 :クルイギン
福井貴一 :ヴェルシーニン
戸谷昌弘 :トゥーゼンバッハ
若松力 :ソリョーヌイ
久保酎吉 :チェブトゥイキン
加藤記生[劇団宇宙堂] :アンフィーサ
2011/10/30（日）曇 2:06-3:52PM（1'45)前方下手 客席7割(220人?)
客層：大人寄りに老若男女幅広く、女性6，7割。
客入れ：最後尾付近に空席。折り込みチラシそれなり。パンフなし。配役くらい
つけてくれよん。物販。パンフ B5 35ページ 900円。読み物、資料あれこれ。
次回公演。4/18-22 チェーホフ短編集2再演 7/14-22 ヘンリー六世の3幕と
リチャード三世の交互上演 いずれも＠あうるすぽっと。カーテンコール1回1分。
創意工夫の山崎清介による古典上演、チェーホフシリーズ。意外にも初めての
三人姉妹。
舞台。舞台上舞台。額縁のような門型を中央に置き、テーブル4と椅子12を置き。
俳優は通常出番以外も捌けることなく、常時ピン留め。
お話。都落ちした三人姉妹とその兄。モスクワ行きを望みながら、田舎暮らしと
悲恋のなかで、彼女たちの希望は失われていく。
マウンド上全員野球の趣。会話場面に居あわせない人物もバックグランドとして演技
視線を注いだりで、会話の間を充足。段取りな移動時間も最短で小気味よく展開。
今回、長台詞を分割、他に割ったりなどコンパクト化したのも相乗。一層、粒立ち
よく、脇役にいたるまで鮮やかに人物が浮かび。地味になりがちな長女は伊沢磨紀の
手応えある演技で生活の苦悩をリアルに共感させ。普段は記憶にも残らない、老軍医
チェブトゥイキンは久保酎吉の好演もあり、その厭世的な呟きが今の時代に重るよう
で強く印象に残ったねこ。
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