開演前
終演後 トラック上の櫓装置をどんがらがっしゃん。
＠木場 木場公園多目的広場内特設会場（東京都現代美術館の裏）
（2011/12/2-4 3ステージ）
全自由 前売り3000円 当日3300円
作・演出・作曲：Dr.エクアドル
照明音響：邪苦ニコル損、グレゴリオ聖子、おおのひとみ
出演：
病気マン ：義貴(奴隷先生 実は南朝・新田義貞の末裔。草彅の剣のパワーを得る)
オメス吉祥寺：尊利(北朝。足利尊氏の末裔)
スピロ平太 ：尊光(北朝。足利尊氏の末裔)
若人あきこ ：愛子(皇室の嫡子。三種の神器・勾玉のパワーを得る)
アグネスマトン：正子(北朝 実は南朝・楠木正成の末裔)
碓井清喜 ：光夫(南朝。水戸光國の末裔。世界的芸術家)
後藤遼 ：義弘
山口佳奈 ：久子(義貴の妻。いいようにされる）
福岡義貴 ：土工
ボポジョ貴族：茶楳尼天(SEX教団の本尊。後醍醐の組する)
Dr.エクアドル：後醍醐(…天皇の怨霊）
2011/12/4(日)晴 7:05-8:55PM(1'50)入口側ブロック 客席ほぼ満員?(80人?)
客層：20-30歳代とぽちぽち中年、男性過半数。美女率高め。
客入れ：整理券配布。入場時で前売40、当日10。自分の身は自分で守る新聞紙を
配布。荷物預かりなしの掲示、事前告知の通り、合羽の販売はなし。
センターステージの両脇にスタンディングスペース。奥側が詰めすぎで平準化誘導
あり。3，4列が出来。センター最前でどきどきわくわくねこ。
折り込みチラシ少々、手ぶらだったのでちょっと邪魔ねこ。パンフ A4 2ページ。
用語解説(南北朝）を事前に読むこと推奨され。物販。DVD、手拭い。
カーテンコールなし。
1年半振りの野外劇。スタンディング客席上部には屋根を設けて、優しさＵＰ。
舞台。センターステージ。立ち入らないようにロープを張り。８畳の平台。の両端に
トラック荷台のサブステージが接岸。片側のユニッククレーンでは役者を宙つり、
8畳平台を引き起こして壁にする演出を行い。もう一方の荷台には木組のジャングル
ジムな櫓を置き。水を張ったドラム缶3本とともに地面に転がり落とし、壁に
ぶつける演出を行い。
客席側では頭上足場を落ちたら困るよ～と役者が歩き回り。背後の壁上には
回廊サブステージ。とりわけ隅では汚物まみれ設定でパフォーマが泥をまき散らし
たり、惨劇場面では血糊を飛ばしたり。パチンコ屋装置からは、玉が滝のように
流れ落ち、破壊場面では火花が散る。と、油断してるというか、運の悪い居場所だと
ちと危険なワンダーランド。
お話。今に続く南北朝の争い。怨霊達は地下鉄工事ルートで気の暗闘を繰り広げ、
負け組南朝の末裔は黄門パチンコで庶民を洗脳し、逆転の機会をうかがう。
生徒達にうんこ責めにあう高校教師、実は新田義貞の末裔は責められた末に覚醒。
先に三種の神器により力を得た北朝・皇室の娘と闘うことになるが。
太平記ベースの超伝奇バイオレンス＋３Ｋロマン。荒唐無稽な物語はさまざまな
キャラクタ毎に曰く因縁を織り込み。なんだか訳がわからなくなる、おもしろさ。
肉弾合いうつ演技演出はヒートアップ、過ぎて混沌。脳天気だったり、妙にノリの
いいミュージカル場面が笑いを誘い、夢にでてきそうに尾を引き。
今回、客席内乱入はなかったけど、物理的に迫ってくる仕掛けはまじでスリリング、
腹をくくると面白味に転じ。動きやすいスタンディングだし、アトラクションに
楽しく逃げ惑い。しばしばご一緒の回になる某美人女優さんと楽しみ処(髑髏片手
オナニーで爆笑）とか同様なのが個人的に嬉しくて相乗。ゴキコン、ワンダーランド
を堪能するねこ。
開演前
終演後 トラック上の櫓装置をどんがらがっしゃん。
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