＠新宿三丁目 タイニイアリス(2011/02/17-20 4ステージ)
http://www.tinyalice.net/
全自由 前売2800円 当日3000円
作・演出・作曲：Drエクアドル 照明・音響：下田めぐみ、かなっぺ
当日スタッフ 邪苦ニコル損、Qぼっち、ワッシャー木村、千鳥格子、まりっぺ、
おおのひとみ、ボポジョフレンズ、バボ 協力：山田映像企画、人間ナイアガラ!!
出演：
オマンサタバサ ：きりたんぽ(村おこしおじさん 実は）
油絵博士 ：ばくらい(忍者）
後藤遼 ：めふん (忍者）、どろめ
病気マン ：うるか (忍者）、すぐき
スピロ平太 ：ひしこ (忍者）
若人あきこ ：おやき（くノ一）
ボポジョ貴族 ：おたべ(きりたんぽ妹）
アグネスマトン：光恵（きりたんぽ妻）
よしちか２ ：ニ郎（きりたんぽ息子）
グレゴリオ聖子：さと子（きりたんぽ娘）
オメス吉祥寺 ：団左衛門(頭目）
フクオカヨシタカ：信長
Drエクアドル ：脾臓くすぐり怪人
2011/02/18(金)晴 7:02-8:42PM(1'40)中段中央 客席9割(50人)
客層：20-30歳代中心、大人寄りに幅広く。男女半々。美人率高め。
客入れ：整理券配布して整列、開演定時15分前に入場。いつものように汚れても
クレームはうけられない旨アナウンス。自分の身は自分で守る新聞紙もらい。
全椅子(アリスのミニ座椅子）席。花道左右に前から桟敷3列、座蒲団ベンチ1列、
「安全バー」、ひな壇3列。ベンチが一番楽だけど、安全なのは後付されるバー
より後ろ。でも、バーでのアクティングがあるから絶対ではないよ。
花道脇は新聞紙で防御要、カッパを着た方がより安心。ほかは要所で新聞紙を
使えば大丈夫。
折り込みチラシそれなり。パンフ A4 1枚に配役、スタッフ、予定。
物販。公演DVD2800円、CD、手拭い他。 カーテンコールなし。
2年ぶりの劇場公演。「にぎやかどうぶつ横丁」と同じタイニイアリスにて。
舞台。黒い舞台、回り舞台と花道通路付き。バス停とベンチ。結構シンプル。
仕掛けがみえるけど、そこはわからないのお約束で。
お話。非情な忍者世界に嫌気がさし、抜忍となった男を追う最強追忍達。しかし、
男はかつての記憶と力を失っていて…。
変態バカ忍者バトルがハチャメチャで、ねこ的にはラブリー。カウパー忍法きりたんぽ
には大受け。男女兼用(酷いね）なのにはなるほろ。情け容赦の無い内容の汚れ芝居
だけど、ミュージカル。日進月歩の楽曲、逆さ脚群舞とか、演出で思いがけず魅了。
椅子席でピン留めされ、逃げられないという緊迫感も高揚感に転じて相乗。これでもかと
やりきってくれて、通常演劇では得られないねこ的快感あり。
終盤はぐっとドラマティック。オマンサタバサがバカかっこよく、ボポジョ貴族が
エロ可憐に、スピロ平太が渋く、決め。若林あきこの凛々しい立ち姿は萌えポイント
かな。小劇場の濃い空間に濃い芝居がはまって○。
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