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＠北品川 某マンション4Fの一室（2012/6/28-7/3 8ステージ）
予約・当日共（1作品目）2000円（２作品目以降）1500円
作・演出:館そらみ 舞台監督:宮田公一 演出助手：日坂春奈
撮影:村田まゆ 宣伝美術:大黒さやか 制作:矢口友朗
出演：
峯岸のり子：お母さん(文恵)
工藤さや ：お嫁さん(紗智子)
緑川l陽介 ：息子さん(正人)
2012/7/2(月)晴 7:42-8:42PM(1'02)部屋の窓際 客席満員(10人)
客層：20-30才代、男性過半数。
客入れ：(待ち合わせ場所集合)受付部屋で待機。時間が空いているので、
持参パンで夕食ねこ。全員で下階へエレベータ移動。バイオレンスラブ編と
2DKマンションの窓際に座り。役者は目と鼻の先にいる格好。
リアル住宅で生活覗き見、サイトスペシフィックアートともいえるシリーズ最新。
会場。夫婦生き地獄部屋と同じだけど、さらっと生活感ある、和室体裁のリビングに
模様替えされ。ほっとするねこ。ローテーブルと座布団。正面奥に寝室引き戸は
あけられて、化粧道具がおかれたテーブルがみえ。キッチンではリアル餃子を
仕込み中。
お話。夫婦のマンションに、夫側のお母さんが夫と死別してから日参、家事手伝い。
まかないたがる姑に文句を言わず、さりげに気を使う嫁。夫はといえば、仲良く、
合理的にできれば万事よしと呑気。さらに踏み込み、二世帯住宅、子供の面倒もとか
言い出したから、それは譲れないと妻は反駁はじめ。では、本音語りをしようかと
いうことになる。
協調すれど、万事に妥協はできない家族の静かなバトル。踏み込まれたくない一線を
誇示する嫁、元主婦のアイデンティティを固持したい姑。誰も傷つけたくないが
意地は通したい。優しい人たちが緩やかに難題に取り組む姿を興味深くみるねこ。
ステレオタイムな嫁と姑の対立劇、コメディなネタものにしない、踏み込んだ内容に
感心ねこ。至近距離で目の色や呼吸ら微妙な表情の動きがよくわかり。とりわけ、
嫁役・工藤さやさんの微妙演技を楽しくみるねこ。
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