＠下北沢 本多劇場（2013/1/9-20 17ステージ）
http://www.honda-geki.com/
全指定 5500円
スタッフ、配役は「劇」小劇場レポート参照。
2013/01/13(日)晴 1:05-2:48PM(1'34)前方下手 客席7割?(220人？)
客層：ほぼ全員女子。20歳代中心。
客入れ：11列目位まで使用、最後尾2列に空席。劇団名墨書の横断幕を渡して
後方出口から立入禁止。ロビーに駆け回る役者用酸素ボンベ、コップなどケータ
リング用品置き。プロマイド展示即売。折り込みチラシ少なめ。パンフなし。
パンフ、プロマイド以外の販売は本多劇場だけとか。
カーテンコール2回 8＋1分。役者紹介、一言挨拶など。
通りを隔てた３劇場で連動、キャスト全員が走り回って同時上演する企画。
舞台。下手から上手にかけてクランクして延びる大橋。橋の下に乞食住まいの
しつらえ。
お話。80年代に隆盛を誇った老舗アングラ劇団。主宰作家を喪い、再演で生きながら
えるも、動員は右肩下がり。おりしも本多劇場で最終と冠した代表作上演初日。
公私とも恋人役2人は、もうひとつ乗り切れないなど、懸念抱えつつの本番2時間前。
劇団を抜けてスターとなった役者が記者と取材にやってきて、遺恨再燃。さらに
キーとなるオーディション役者が劇小劇場の公演とダブルブッキングの噂、さらに
劇団員が引き抜かれるなど、騒動が持ち上がる。許せない降板だ、代役をどうする。
初日の幕があけるため、あちこちドタバタ。
終わった気がしない、これから始まる感の高揚感がすごくいい。上演中止に瀕して
いる劇小劇場をみてからのこちらをみたねこ。トラブルがリアルにつらなって、
なお面白く。上気した物語に乗せられ、緩急、凸凹、陰影、裏表に富んだ人間ドラマ
を美味しくいただき。シチュエーションで劇小劇場、人間関係で本多劇場、恋の
あやとりで双方ともの印象。危機から和解に至る双方の若い恋人たち、取り巻く
イケメン、ベテラン俳優とも個性に富んで、それぞれなりの愛嬌があって○。
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