＠下北沢 小劇場「楽園」（2013/1/9-20 17ステージ）
http://www.honda-geki.com/
全指定 3800円
スタッフ、配役は「劇」小劇場レポート参照。
2013/01/13(日)吹雪 1:09-2:44PM(1'35)下手後方 客席満員(85人)
客層：ほぼ全員女子。過半数は既に本多、劇小にて観劇して飲み込み済み。
客入れ：いつもの2面客席。6列と4列。最後尾はベンチシート。折り込みチラシ
それなり、パンフなし。物販。パンフとプロマイド以外は終演後、本多劇場で
購入可能。カーテンコールは本多劇場のをモニタ中継、画面に向かって拍手沸き。
通りを隔てた３劇場で連動、キャスト全員が走り回って同時上演する企画。
今回は2劇団上演設定の狭間にある、小劇場楽園。本多劇場の制作者役が常駐、
両劇団の全役者が通過したり、挨拶、おしゃべり、相談にやってくる。
舞台。裸劇場にボックス椅子、テーブル。楽屋からあれこれ持ち込み。角の台に
大型モニタ2台を列べ。それぞれ劇小劇場、本多劇場を中継。通常劇場入口と、
下手楽屋口が導線。
お話。本多劇場制作担当は空いている楽園にモニタ2台を設置。今日が初日の両劇場、
劇小劇場側主宰がダブルブッキングの企てているとのネット書き込みを確かめる
ため。叔父である本多和夫オーナーは心配どころか面白がり、報告をまっている
ところ。しかし劇小劇場は装置が撤去され、公演中止？。本多劇場の劇団側には
ダブルブッキングがバレて騒動が起きている模様。頼みのモニタからは音声が出ず、
往来する人達からの情報で返って混乱したり。ダブルブッキングの成否以前に
公演そのものが大丈夫なのか、制作として大層困ったことになってしまう。
板挟みの差配役・劇場製作ポジションとあって、３劇場の中で一番七転八倒。
孤軍奮闘、きりきり舞いのスクリューボールコメディに、2分に１回は笑いや拍手が
あがり。他劇場のドタバタへの副音声役としても面白さ。さらに登場人物達の
真摯な胸の内、ぶっちゃけトークやら、楽屋落ちに小劇場こぼれ話がナイス・
トッピング。諸々幕の内な内容が美味しいねこ。作品に一貫した演劇と劇場への
愛情の裏打ちはここでもしっかり、ほっこりするねこ。
5年ぶりの大雪・吹雪の中、役者たちは劇場間移動。みんなそんな様子はみせず、
ほよよねこ。笑いを取りたい時、やむなく？雪かぶりの役者がいたけど、見事な
スタッフワークなり。
ミニミニトークライブ 2:48-2:57PM(9)全員居残り
松岡卓弥、奥田努 司会：平山佳延
本多劇場でこき使われる舞台監督助手役・松岡さん、不遇にたまらず鞍替えする
若手俳優役・奥田さんがゲスト。本多劇場でのカーテンコールで二人を引き連れて
くる平山さんの中継映像に笑いと拍手沸き。しばし待って、3人到着。
・まず、イチイチ雪雪いっていた松岡さんへうるさいよと、平山さんダメだし。
・トラブルを聞かれた奥田さん、松岡さんと楽屋が隣なことがトラブル（大受け）。
・松岡さんのトラブルは走ると転ぶこと。でもすってんころりんしたいと、脳天気な
とこが失笑を買い（かわいいの声もあり）
・こぼれ話で紙吹雪を掃除する冒頭場面、静電気で張り付いてとれないのでシーンが
終われないなど。
・時間切れでおしまい。残った平山さん、物まねでもしようかと期待を持たせた
ところで終了アナウンス。えーとブーイングの客席へまた見に来てねとお願い。
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