＠神戸 神戸アートビレッジセンター KAVCホール(2013/1/24-27 5ステージ)
http://kavc.or.jp/
全自由(整理番号付き)一般3500円 学生2500円 ペアチケット6000円 2回券5000円
構成・演出：小野寺修二 テキスト：山口 茜（トリコ・A）
プロスペル・メリメ原作「カルメン」より 演出アシスタント：藤田桃子
舞台監督・舞台美術：大田和司 照明：吉本有輝子 音響：椎名晃嗣
衣装：田中秀彦（iroNic ediHt DESIGN ORCHESTRA）
フライヤーデザイン：チャーハン・ラーモン 主催：神戸アートビレッジセンター
共催：カンパニーデラシネ 助成：アサヒビール芸術文化財団、芸術文化振興基金
出演： 山側 海側 片桐はいり ：カルメン 老婆、予言者 森川弘和 ：ホセ − 花島令 ：カルメン カルメン 竹内英明 ：− ホセ
中川晴樹 ：ガルシア 、軍曹 、ホセ ホセ きたまり ：チキータ 、カルメン 小娘、秘書、オレンジ娘 角裕子 ：女舞踊団長 、カルメン チキータ 田中啓介 ：アントニオ ガルシア 傳川光留 ：ダンカイーレ アントニオ、中尉 斉藤直樹 ：中尉 私、ダンカイーレ エヴァンズ・ポール：私 軍曹、英国紳士
生駒里奈 ：老婆 、カルメン オレンジ娘 中島加奈子 ：花娘 、カルメン − 大熊隆太郎 ：リュカス − 小島功義 ：− リュカス 星野哲也 ：− レメンダド
2013/1/26(土)快晴 2:06-3:11PM(1'03)後方中央 客席満員（100人＋90人）
客層：20-30才台中心に幅広く、女性8割。
客入れ：１Ｆロビーで待機、整列はなくABC区分 5番づつ、開演定時15分前入場。
ひな壇に椅子席4段。床のバミリ位置を見ながら中央に座るねこ。海側は立見6人ほど
当日精算客以外は折り込みチラシもらえず、個別にパンフ B5 5ページ。
物販なし。カーテンコール3回2分 名残の拍手続くもこれきり。
片桐はいり起用最新作、神戸だけスペシャル。はいりさん、新開地の商店街で
顔なじみはもとより、すっかり人気者になったとのこと。
趣向 中央の壁(二箇所の開口と両脇のみ空きを隔てて、1つの物語の2演出・配役が
同時進行。反対側の声はすれど姿は見えない状態での観劇となり。
お話。ジプシー女工が男を誘惑、貶めるが、恋の意趣返しと殺される原作。そうは
問屋が卸さない、ファムファタール最強と翻案する今回。
冒頭.森川弘和ダンスから始まる山側は身体性重視、抽象的なコンテンポラリダンス
見応えあり。海側の発話と物語とシンクロニシティ、意味のある偶然の一致が面白い。
ハイスピード、重力無視のダンス。薔薇を取り合う場面とか、オノデラン振付
真骨頂。カスタネットを日本の茶碗に置き換えたり、お茶目もちりばめ。
地理学者な私が語る俯瞰する視点はよくわからないけど、全体と個々人の視点の
転換が取り入れて、映画のようでもあり。最強カルメンに片桐はいり、唯我独尊の
圧で圧倒。きたまりとのプロレス、なし崩しで勝敗決するけど、見応えあるバトルも
楽しく。
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