＠香川県豊島 家浦港（2013/4/19 3ステージ）
＠香川県女木島 海水浴場（2013/4/21 3ステージ）
演出：小野寺修二 テキスト：山口茜（トリコ・A） 美術：小林史子
主催：瀬戸内国際芸術祭実行委員会
後援：総務省、経済産業省、国土交通省、国土交通省観光庁、
社団法人日本観光振興協会
出演：
南果歩 田村一行（大駱駝艦） 竹内英明 藤田桃子 小島功義 小野寺修二
2013/4/20（土）雲 11:10-11:45AM(35)中央後方 客席超満員（180人？）
客層：観光客中心に老若幅広く、男女半々。船上客もあり。
客入れ：開演30分前整理番号、15分前開場。先着でカイロ配布。開場時30人、
まもなく定員100人も続々と来場。小野寺さんから、午後の回の雨天中止を懸念、
全員入れたい、待ち時間にと小島さんが太鼓演奏。さらに寒さとお尻の痛み配慮で
曲に合わせその場ジャンプ誘導、数回。すっかり和む客席。放し飼いの子犬
（人なつこいが体には触らせないプライド犬）が紛れ込んで保護されたり、
いろいろあって開演。チラシ、パンフ、アンケート、物販なし。
カーテンコール1回1分。果歩が白旗を一振りして場を納めて笑顔退場。
瀬戸内国際芸術祭2013参加。前回感動した南果歩からの誘いでなった企画とか。
3シーズン島を巡りながら上演、今回は豊島→男木島→女木島(鬼ヶ島)の順。
舞台。猫の額な砂浜、下手に堤防。遠く島影が連なり。波打ち際にテーブルと椅子
上にはワインとパン。砂浜のとこどこに漂流物、これを後道具立て。
衣装は南さんが青の薄衣、モブは生成りの上下。
お話。砂浜にでて「孫娘（人魚姫）を探しています」と引いた視点から語りだされ
胸に迫っていく悲恋物語。
語りと身体表現、音楽と種々見立ての巧みな混合、波の音や島の風景らサイトスペシ
フィックでより広がる世界の素敵。語り部役の南さんは老婆、人魚姫、魔女など、
数役をトーンを変えながら、多彩に演じ分け。もとよりの澄んだ声が広がる空間に
よく通り、心地好し。取りまく5人はほとんどを無言のマイム、コンテンポラリダンス
で伴走。折々の喜怒哀楽ら心理や状況を身体表現で表して、演出効果。田村一行さん
の舞踏での魔女や苦悩表現は見もの。人魚姫のジャンクアートでの見立て、そうとは
思えないけど(王子には見えないけど）、海の泡となるの表現がよく判り。
鐘やパーカッション、甘いオペラアリアら音、音楽もまた。豊かでスペシャルな30分
を堪能するねこ。
おまけ
